西条農業高等学校の生徒が学習成果を報告しました！
西条農業高等学校の畜産科の生徒が，「第８回ご当地！絶品うまいもん甲子園」中四国地区大会で優勝し，11月２日（土）に実施される全国大会に出場します。
また，生活科の生徒が，「ひろしま給食１００万食プロジェクト」で広島県教育委員会賞を受賞しました。
10月24日（木）に，日頃の専門的な学習の成果を，地域や全国に向けて発信する機会を得て感じたことや今後の目標，将来の夢について，教育長に報告しました。
学校で飼育した豚をベーコンやハンバーグに加工し，地元で生産されたはとむぎを使ったパンで挟んだサンドイッチを考案しました。この豚は，廃棄される予定の麦茶殻を飼料として与えて育てており，その名も「SDGsサンド賀茂!?」と名付けたそうです。
また，栄養士になるという夢に向けて，「広島野菜のごろごろスープ」を考案しました。色とりどりの広島県産野菜を使い，栄養価が豊富で見た目も良い給食となるよう工夫しました。とり団子に入れた，みじん切りの蓮根も，その噛みごたえを楽しむことで，野菜が苦手な人も，子供も大人もおいしく楽しく食べてもらえたようです。
今回の体験を通して
「賀茂台地は農業の盛んな地域であることから，廃棄される作物を家畜用飼料として活用（エコフィード）する仕組みについても研究し，SDGs（持続可能な開発目標）の達成にも貢献していきたいと考えています。」
「この度の受賞により，夢を実現したいという気持ちが一層強くなりました。」
と，感想を語ってくれました。
教育長は，
「私もコメ作りの経験がありますが，実際にやってみると色々な発見があって楽しいですよね。夢の実現に向けて，これからも頑張ってください。」
とエールを送りました。
