三原特別支援学校の生徒が新たな姉妹校提携について報告しました
三原特別支援学校が,8月26日大韓民国にて,龍仁江南(よんいんかんなむ)学校・江南(かんなむ)大学校と姉妹校提携の調印式を行いました。龍仁江南学校では,三原特別支援学校生徒会長の左古優介(さこ ゆうすけ)さんが学校紹介プレゼンテーションを行い,相手校の生徒会長と記念品の交換をしました。江南大学校では,特別支援教育の発展のため,国を超えた研究交流を行っていくことを確認し合いました。
10月10日(木),左古さんが教育長を訪問し,生徒を代表して調印式などの様子を報告しました。
龍仁江南学校では,三原特別支援学校から三原だるまや児童生徒全員が作成した記念品を贈呈し,龍仁江南学校から絵画,手描きマグカップ,手作り石鹸などを頂いたようです。
また,調印式の後に学校の案内をしてもらい,学校の中にジムがあったり,保健室の中に歯医者の専用スペースがあったり,全ての教室のホワイトボードの後ろにディスプレイがあったり,日本の学校の施設と違う環境に驚いた様子でした。
左古さんは
「最初は緊張しましたが,先生も親切にしてくれて楽しかったです。もっと相手の学校のことが知りたくなったし,もっと相手の児童生徒と仲良くなりたいと思いました。」と今回の体験を振り返り,今後の交流について
「すぐにできることから始めたいと思いました。私は木工に力を入れているのですが,共同で製品開発するなどしたいです。」と抱負を語ってくれました。
教育長は,
「国際情勢が難しい状況ではありますが,実際に会ってみないと分からないこともありますし,こうやって草の根で友好を深めることができることは良いことですね。せっかくなので成果を校内でもぜひ共有してください。」
と述べました。