世羅高等学校の生徒が姉妹校への短期留学の成果を報告しました!
世羅高等学校と米国ニューヨーク州にあるソーントン・ドノヴァン校は,平成22年1月に姉妹校提携を締結して以来,毎年相互に短期留学生を派遣しています。平成31年3月15日(金)から29日(金)までの15日間,世羅高等学校の生徒10名が10回目となる訪問を行い,ホームステイや授業参加,文化施設での見学・研修等を通して交流を深めました。
5月28日(火),短期留学した生徒のうち,次の生徒たちが教育長を訪問し,活動内容や成果等を報告しました。
世羅高等学校 | 3年 | 金廣 裕太(かねひろ ゆうた)さん |
2年 | 山口 乃音(やまぐち のん)さん |
生徒たちは,留学前に予想していた日本と米国の文化の違いと,実際に留学して感じた違いについての考察や,「セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂」といった歴史的建造物,米国同時多発テロの悲惨さについて伝える「9/11トリビュートミュージアム」などを訪問して感じたことを,スライドを用いながら報告しました。
また,ホストファミリーから教わった米国の人種差別についての現実や,ガイドから教わった米国の歴史についてなど,現地の方との交流の中で学び,考えたことを話しました。
生徒たちは,この短期留学を経験してからの考え方や気持ちの変化について,
「多様性を受け入れ,伝統・文化を学び続け,誰もが訪れやすい日本をつくっていきたいと思いました。」
と話しました。
教育長は,
「とても良い経験をしましたね。今回留学していない生徒たちにもその経験を成果報告会でフィードバックしているのも素晴らしいです。今回の経験を将来に生かしてください。」
と話しました。
6月25日(火)から7月6日(土)までは,ソーントン・ドノヴァン校の生徒たちが世羅高等学校を訪問し,交流を深める予定です。