記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報広聴課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成22年1月15日(金曜日) 動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。
(発表事項)
○広島県経済財政会議の設置について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。
(質疑)
○広島県経済財政会議の設置について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3」,「3/3」をご覧ください。
(司会:秘書広報部長)
ただいまから,広島県経済財政会議の設置について,発表を行います。では,知事お願いします。
(知事)
おはようございます。それでは,私の方から,広島県経済財政会議の設置について,発表いたします。
マニフェストで掲げておりました,広島県経済財政会議につきまして,本日,1月15日に設置をすることといたしました。
この会議におきましては,県政運営の基本方針,それから財政健全化,行政改革,あるいはマニフェストの実現等について,外部の有識者の方々から,ご意見・ご提言を受けて,県政運営に反映していきたいというものでございます。
私がこの会議を主宰いたしまして,委員は8名で構成いたします。委員は,お手元に資料をお配りしていると思いますが,そのとおりでございます。県内でご活躍されている方が4名,県外の有識者など4名の計8名にご就任いただきました。
第1回の会議は,1月25日の10時から県庁第一会議室において開催する予定でございます。
今後の県政運営を展望しまして,民間の新たな視点によるご意見やご提言をいただきまして,県政全般の抜本的な見直しと施策展開の参考としていきたいというふうに考えております。
私からの発表は以上です。
(司会:秘書広報部長)
それでは,質問に移ります。質問をされる方は最初に社名をお願いします。では,どなたか。
(中国新聞)
中国新聞の城戸です。おはようございます。よろしくお願いします。今回の経済財政会議でですね,知事が所管される事務はこの4項目ではあるんですけれども,何に最初に取りかかってですね,新年度中にですね,まず最初にこの会議で出したい成果,これは何か,そういうことをあらためてご説明願えますでしょうか。
(答)
はい。まず,論点整理から行いたいとは思ってるんですけれども,まず,取りかからないといけないのは,やはり財政健全化に向けたですね,取組の部分ですね。これについて,議論いただきたいと思っております。
財政健全化に関しては,合わせて,当然,行政の体制ということも関わってきますので,その点についてもご議論いただくことになると思ってます。
(中国新聞)
続いて,今回の委員,県内,県外4人ずつということですけれども,この人選のポイントとですね,知事が8人に委任した理由ですね,これをあらためて教えていただけますか。
(答)
これはまず,それぞれの方々,ご専門がおありでしてですね,県内経済に関わっていらっしゃる方,それから財政あるいは行政の専門家,それから経営に関する専門家,財務に関する専門家,そういった観点から選ばせていただいております。
ですから,お一人お一人,そういう意味では理由があるということですね。
(RCC)
すみません。RCC福原です。おはようございます,聞き漏らしていたら申し訳ないのですが,例えば,任期があってですね,いついつまでに何か答申を出すというか,結論を出すというか,目途があるんでしょうか。
(答)
はい。任期は2年を想定しておりまして,いつまでに,何を,というのはですね,これから議論していく中で変わっていく部分もあるかもしれませんけれども,現在,想定しておりますのは,例の中期財政健全化計画と,これ仮称と呼んでいるものについてのご提言というかご提案というのを,これは予算編成とのタイミングを見ながらですね,いただきたいというふうに考えております。
その他,いくつか議論の中でですね,これを議論していこうということを決めた上で,それぞれの項目について,いつごろまでに中身についてのご提言をいただくというのを決めていくことになると思います。
(RCC)
ですから,中期計画のことを言われたということは,23年度の予算編成までに,ということですね。
(答)
そうです。はい。
(RCC)
分かりました。
(答)
予算要求も始まりますんで,そういったも念頭に置きながら,スケジュールを組んでいきたいと考えております。
(広島テレビ)
広島テレビですけれども,これまでも,ご説明なさってきたと思うんですけれども,経営戦略会議と経済財政会議の役割の分担とですね,あるいはどのように連携していくのかという部分について,あらためてご説明いただけますか。
(答)
はい。そうですね,この経済財政会議というのは,外部のご意見をいただいて,内部だけでは,やはり持ち合わせていないご知見をですね,専門家の観点からいただくっていうことですね。
で,経営戦略会議というのは内部の機関でありますので,経済財政会議でもご議論いただいた上で,経営戦略会議等を通じてですね,内部で意思決定をしていくと。その上で最終的には,予算,条例であれば議会に諮っていくことでありますし,適切な意思決定を行っていきたいというふうに考えてます。
(毎日新聞)
毎日新聞の加藤です。この会議のペース,定期的に開かれるものなのか,それとも随時集まるものなのか,あと1年間でだいたいどれくらい開かれる予定なのかを教えてください。
(答)
はい。定期というよりは不定期的に,1か月から2か月に1回ぐらい開いていこうと思ってます。
(毎日新聞)
もう一つ。中期財政健全化計画なんですけれども,湯崎さんの中では何年ぐらいのものを想定されてますでしょうか。
(答)
当面ですね,これは任期中の・・・・任期中でよかったんでしたっけ。〔事務方から「3年から5年」と発言〕そうですね。ごめんなさい。3年から5年という程度で考えてます。
そこはまだ確定してません。はい。
(中国新聞)
すみません。知事は就任する前にですね,就任後50日以内に戦略会議と経済財政会議を設置するとおっしゃっていらっしゃいましたが,これで,50日という意味での約束といいますか公約を果たされたということではありますけれども,それについて,何か一言あれば,いただけますか。
(答)
一つ一つ,着実にお約束は守っていきたいと思っておりますので,特に期限をきったこれについては,しっかりとやらせていただきました。
(NHK)
NHKの平間ですけれども,それに関連してですね,50日間,この週末でちょうど50日だと思うんですけれども,一応,会議を2つ立ち上げてですね,改革に向けて取り組んでいると。ご自身で,これまでの50日間を振り返って,成果といいますか,自分なりに評価とをするとですね,点数をつけると何点ぐらいで,振り返ってどういうご評価をなさってますか。
(答)
これは,年始にですね,テレビでも言わされて,というと怒られますが,まだ点をつける段階じゃないと思っているんですけれども,50日の間でできることっていうのは,ある程度限られたものだと思ってるんですが,そういう中でも,いろんな形で県内にですね,広島県がこういうふうに動いているよ,前に向いて動いてますっていうですね,そういったメッセージを出すことはできているかなというふうには感じております。
それから,予算編成に向けて,事業仕分けなどですね,行って,限られた時間の中でできる範囲のことは進められているのかなというふうには思っています。
ただ,これから実際には中身をですね,きちんと構築していくということが,これからの作業ですので,点数というのはまだまだそれからつけるのが本来の話であるかなとは思ってます。
(時事通信)
時事通信の宮内です。経済会議の方なんですけれども,主宰は知事ご本人ということなんですが,特にこの委員の中でですね,取りまとめ役といいますか中心になる方といいますか,そういう方はおられるんでしょうか。
(答)
いや,特に全部の課題についてですね,この方がという感じではないと思ってまして,財政の話だとかあるいは政策の話だとかいろいろ入ってくると思うんですが,それぞれについて課題によって変わってくるのかなというふうに思っています。
(時事通信)
それぞれのご専門と課題で自然に中心となる方が出てくるだろうということですか。
(答)
はい。
(時事通信)
わかりました。
(事務局)
他にございますでしょうか。山陽新聞さん。
(山陽新聞)
山陽新聞の正本です。経済財政会議の第1回会議が25日ということですが,議題が広島県の行財政の現状と課題とあるんですが,第1回でもう具体的な議題みたいなものが出てくるんでしょうか。第1回のもうちょっと詳しい部分を教えていただけないでしょうか。
(答)
まさに行財政の現状と課題ということで,現状認識から始まると思うんですね。こういったことが課題になっていて,これを解決していかなければいけないというのが,まず,我々の問題意識としてご提示をさせていただいて,ご説明をさせていただくというのがまず第1回かなと。第2回以降,それに関わる論点をですね,整理していくというような動きになっていくと想定しています。第2回以降は,第1回での各委員の方のですね,ご意見やお考えにもまた影響されてくることだと思っています。
今回の経済財政会議は,かなり各委員の方のご知見やご意見というのを本当に出してご議論いただくというふうに考えてまして,事務局機能としてもちろん県庁の方で動いていくわけですけれども,各委員からの貢献をたくさんいただくというふうに考えてますので,そういう意味ではかなりダイナミックにいろいろ議論が進んでいくのではないかというふうに思っています。
(司会:秘書広報部長)
他にございますでしょうか。ないようでしたら,本日の発表はこれで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
(知事)
お疲れ様でした。
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