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知事記者会見(平成22年6月29日)

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成22年6月29日(火曜日)

 動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。

【動画リンク】 1/3 2/3 3/3

 

(発表事項)

○知事の中国訪問について
○広島県農水産物海外販路拡大事業について
○「ひろしま夏の芸術祭2010」の開催について
○カープ応援観戦の実施について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。

(質疑)


 ○知事の中国訪問について
 ○カープ応援観戦の実施について
 ○税収見込みについて
 ○広島県の経済状況について
 ○消費税について

※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3」をご覧ください。
 ○防災対策について
 ○知事の支持率について
 ○第2回鞆地区地域振興住民協議会及び控訴審への対応について
 ○HAV再生計画の認可について
 ○旧市民球場の廃止について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/3」をご覧ください。

【会見録】

(幹事社:日刊工業新聞)
 幹事社の日刊工業新聞の門田です。知事の方から発表がいくつかあるようなので,それからお願いします。

○ 知事の中国訪問について

(知事)
 それでは,4点ほど発表項目がございます。
 1点目は,まず私の中国の訪問についてでございます。
 今回,私が,上海と北京を訪問しまして,瀬戸内をはじめとする広島県の魅力を積極的にPRをしていきたいと思います。また,同時に広島空港の路線充実や中国からのインバウンドの推進についてのプロモーション活動を行うこととしております。そして,中国総領事館の県内への誘致というのも,これまでも進めておりますけども,これについても私から働きかけを行っていきたいと思っております。
 内容については,お手元にお配りしております資料にあるとおりでございますが,日程は,来週の7月6日から8日までの3日間になります。上海と北京に行って参りまして,上海では,中国東方航空,上海市の旅遊局を訪問します。そして,上海では主要な旅行社を集めてのセールスプロモーションや,日中旅行業界関係者との意見交換を行う予定にしております。そして,北京では,中国国際航空と中国民航総局を訪問します。そして,中国国務院外交部や中国日本友好協会,中国共産党中央対外連絡部などを訪問して,総領事館の広島県内への設置など今後の交流促進についての意見交換を行いたいと考えております。

○ 広島県農水産物海外販路拡大事業について

 そして2点目ですけれども,農水産物の海外販路拡大事業についてでございます。
 農水産分野についても,海外市場を視野に入れた,特にアジアですね,を視野に入れたグローバル化の促進によって,生産者に新たな活力を創出して,農水産業の活性化を図ることが必要であると考えているところでございます。
 このために,本事業を通じてですね,牡蠣,これは国内生産量が第1位なわけですけども,この生鮮輸出や季節に応じました果実,あるいはその加工品ですね。この輸出支援に取り組むこととしたいと思っております。
 お手元に,その事業者の4つが入っていると思いますけども,この事業者さんにはモデルになっていただいてですね,本事業を通じて,広島県が今後輸出の支援に取り組む上での課題を把握して,その解決策を見いだしていきたいと考えてます。そのために,県と事業者と一体となって事業を推進することとしております。
 また,輸出に意欲のある事業者の方々,この4事業者以外の事業者も含めてですね,農水産物輸出研究グループというものを作りまして,このモデル事業を通じて得られる知見の共有化を図って,農水産物の海外販路拡大を推進していきたいと考えております。

○ 「ひろしま夏の芸術祭2010」の開催について

 そして3点目でございますが,「ひろしま夏の芸術祭2010」の開催についてでございます。
 7月3日から9月5日にかけて,文化芸術の分野で,本県の新たな魅力を創るイベントであります,「ひろしま夏の芸術祭2010」を,これは昨年に引き続いてになりますけども,開催いたします。
 今年の特徴は大きく3つございまして,まず,開催期間をですね,昨年,20日間だったんですが,これを2か月間に延長しました。より多くの方にご参加いただきたいと思っております。
 そして第2点目として,オープニングコンサートはですね,ライトダウンキャンペーン。これは地球温暖化防止のために,毎年環境省が全国一斉に行っていますけども,七夕ライトダウンキャンペーンですね,これとタイアップをして,七夕の日に県内3か所で,環境啓発イベントや広島交響楽団などによって行うこととしております。
 そして3点目がですね,ひろしまをテーマにした創作神楽を初演をする予定としています。9月5日のメインコンサートがありますが,これは宮島をテーマにして新たに制作しました創作神楽である「厳島」を上演することとしてます。
 去年のメインコンサートではですね,神楽とオーケストラを世界で初めての共演するというものでありましたけども,この創作神楽もですね,伝統芸能である神楽を通じて,広島県の魅力を県内外にアピールするものとして,今後いろんな場面で活用したいと考えているところであります。
 今年の「ひろしま夏の芸術祭」は,新たにですね,8市町の参加を得て合計県内19市町で開催をします。この芸術祭を通じて,県内の各地で多くの県民の皆様に身近に芸術の素晴らしさに触れていただくことを期待しております。

○ カープ応援観戦の実施について

 そして4点目になりますが,カープの応援観戦の実施についてであります。
 先月,秋葉市長とトップ会談で合意をしたところですけども,これまで,県は県の職員で,市は市の職員でカープの応援に行っておりましたが,今年はですね,県・市合同で応援に行こうということにいたしました。
 7月2日金曜日に,マツダスタジアムで,対横浜戦がありますけども,これに県と市を合わせて1,800人程度の大応援団を引き連れまして,県市一体で,カープを盛り上げていきたいと思っております。この日は是非,勝ってもらわないといけないなと思いますが,県と市が合同で行うというのは初めてでありまして,これを契機にですね,県民全体で積極的な応援の輪が広がるということを期待しております。またそれを基にですね,カープに奮起をしてもらいたいと思っております。
 またですね,サンフレッチェについても,県市合同で7月14日に合同応援観戦をしたいと思っております。
 私からは以上であります。

(幹事社:日刊工業新聞)
 発表項目について,各社質問があれば,お願いします。

○ 知事の中国訪問について

(NHK)
 NHKの稲垣です。中国訪問についてなんですけども,総領事館,これまでも誘致活動はしていたということなんですが,知事自らが,そういう直接トップセールスじゃないですけども,そういうことをされるのはどうかという,初めてなのかどうかということと,なぜ中国なのかというのをもうちょっと詳しく教えていただきたいんですけども。

(答)
 なぜ中国なのかというのは,なぜ総領事館かということ?それとも中国訪問ということ?

(NHK)
 総領事館。

(答)
 これまでですね,前知事ですね,あるいは副知事を含めて訪中時や上京時に対してであるとか,あるいは総領事等に対して要望をしてきていると聞いております。そういう意味では,初めてではないということですね。
 なぜ中国かいうことについて言えば,これから広島県の発展を考えた上で,アジアの発展と共に歩んでいくということは,やはり我々としても考えていく必要があると思いますけども,その中で,中国というのはやはり非常に大きな国でありまして,これをはずして考えることはできないと思っております。中国からの留学生というのも県内にたくさん来ておりますし,そういう意味も含めてですね,中国との関係を強めていきたいというふうに思ってます。

○ カープ応援観戦の実施について

(毎日新聞)
 毎日新聞の樋口と言います。カープの応援の件でお聞きしたいんですが,知事が始球式をされるということですが,野球の心得とかおありなんでしょうかということと,特に練習をされる予定はありますか。

(答)
 本当は練習したいんですけど。今年の春の日南キャンプでも,紅白戦の始球式を務めましたので,実績は一応あります。ちなみに,ストライクでした。

(毎日新聞)
 特に高校野球の球児だったということでは・・・?

(答)
 いや,小学校の時にですね,もっぱら代打で少年野球をやっておりました。

(幹事社:日刊工業新聞)
 他には?

(読売新聞)
 読売新聞です。カープの関係なんですが,今回初めてということで,定期的にやろうだとか,年間どれくらいだとか,今後はどのような感じで考えていらっしゃるかなんですが。

(答)
 これまで,県と市それぞれ年間1ゲーム,職員皆で観にいこうというのはやってたんですね。サンフレッチェもそうなんですけども。これからも,そういう形で年に1回くらい。皆でコーディネートしていくっていのは,それなりに大変なんでですね,大体年に1回くらいだと思いますけども。

○ 知事の中国訪問について

(時事通信)
 時事通信の宮内です。すみません,中国訪問に戻っちゃうんですけども,上海万博は日程に入ってないんですか。

(答)
 そうですね,私もできれば,万博に行ってみたいなと個人的には思ってるんですけども,なかなか今回,いろんな日程の都合上ですね。万博には行けないということであります。

(時事通信)
 わかりました。

(RCC)
 中国放送の小林です。中国訪問なんですけれども,今回初めての外訪ではなくて,台湾にも行かれてますけども,行ってみて初めて分かったこと等あったと思います。今回,近い国の中国なんですけども,総領事館の誘致以外にもですね。こんなことを掴み取ってきたいとか,そういった意欲というかお話いただききたいんですが。

(答)
 そうですね,やっぱりこういう国との関係なり,海外の地域との関係っていうのは,地道な努力が必要だと思うんですね。
 これまで県は四川省との友好関係というのを結んで,その活動をやってきておりますけども,私自身もですね,そういう意味で,人間関係というのをこれから段々と作っていきたいなというふうに思ってます。それと同時に,インバウンドの観光ですね,来年からまた海の道構想の具体化ってのが始まっていきますけども,そういうところに,お客様に来ていただくと,今回の訪問もですね,基礎固めみたいな,最初のステップになっていくと思いますけども,これを契機に,先方の旅行会社さんで,いろんな旅行商品などを作っていただくようなきっかけになっていくようにしたいなと思ってます。

(NHK)
 同じような質問で恐縮なんですけども,一般の方向けに,インバウンドっていう部分を若干,噛み砕きながらですね。すみません。

(答)
 これからですね,県としても観光に力を入れていきたいと思っておりまして,来年も海の道構想というのが具体的に動き始めてまいりますけども,中国からの観光客の誘致と,たくさんお客さんに来ていただくということも,こういった観光の振興には必要なことだと思っておりますので,中国における旅行商品の,例えばパッケージツアーを作ってもらったりとか,そういうもののきっかけにしていきたいと思っております。

○ 税収見込みについて

(幹事社:日刊工業新聞)
 他にはないですか。それでは,幹事社から。3月の決算でですね,かなり増益企業もでてきてるんですけども,今年度の法人二税,当初予算でマイナス43%ぐらいの,非常に慎重な見積もりをされてるんですけども,いわゆる決算をみての感想はいかがですか。

(答)
 決算をみてというかですね,5月末現在で,法人事業税の調定額をみますと,昨年度比で約15%増えているところであります。ただ,予算と比べるとですね,まだ微増というところでありまして,一昨年と比べると,まだまだ7割程度という状況ですので,一昨年は非常に高かったというのもありますけども,引き続きまだ低いという,厳しい状況にあるということは変わらないと思っております。
 ただ,企業の多くがですね,業績の回復見通しがあるということでありますので,景気が上向いてきていると,ないしは,企業業績に結びついてきているということは確かでありますので,少しでも県税収入の増につながれば嬉しいなとは思っております。

(幹事社:日刊工業新聞)
 そうすると,そんなにも増えないとなると,その使い道についてなんですけども,プライマリーバランスも含めてですね,増えた分,どういうふうな利用,活用をお考えでしょうか。

(答)
 いや,まだですね,法人税で昨年度比15%増ですから,税収全体でみるとですね,これが,予算というよりも,増えるかどうかというのは微妙な状況です。個人の所得関係の税もありますので,それの見込みとの差異ですね,こういったものも出てくる可能性がありますから,まだまだ去年と比べると増えたからといって,余資が出てくるという状況にはまだないと認識してます。

○ 広島県の経済状況について

(幹事社:日刊工業新聞)
 景気が上向いてる,企業に反映してきてるという話があったんですけども,第一四半期がほぼ終わったんですけども,今,広島県の経済,どういうふうに見ておられてますか。

(答)
 経済全体ではですね,やはりアジアの回復というところに引っ張られて,特に自動車あるいは鉄鋼輸出系の分野で,生産が緩やかに増加していると,輸出関連産業を中心に一部明るい兆しが出ていると見ております。
 ただ,大企業に比べて,中小企業では景気の回復感が乏しいのかなというふうに見てまして,DI〔業況判断指数〕なんかを見ても,まだ最新のものは出てませんけども,3月の日銀短観では,中小企業の見通しが少し悪いような状況になってますが。これが最新ので,どう出てくるかということだと思います。
 あと雇用情勢もですね,引き続き,厳しい状況にありますので,そういう意味ではまだまだ完全回復というわけではないということだと思ってます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 各社,今のに関連する質問ありますか。

○ 消費税について

(時事通信)
 時事通信の宮内です。先週も出たんですけども,今の税収のからみで,税収の安定性といいますか。法人税の場合,かなり上下するということもあって,先週も出たんですが,消費税といいますか,非常に安定をした税収であるということなんですけども,それについてやはり地方の財源としては,そういう安定した財源といいますか。そちらの方がいいというお考えでしょうか。

(答)
 そうですね,安定性という観点と,地方における偏在性というのが比較的少ないということで,地方の消費税というのをしっかり検討していくべきだろうというふうに我々は思ってます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 ほかにはないですか。それでは各社質問してください。

○ 防災対策について

(RCC)
 RCCの小林です。今日は6.29豪雨災害から11年経った,正にその日なんですけれども,これまでの県のこういった水害対策,防災対策の取組みを知事としてどのように評価されているか,そして,今後に向けて,知事なりに,さらにこういったところに取り組みたい事がありましたらお話いただきたいんですが。

(答)
 6.29を契機に国の方で土砂災害防止法というのができまして,先月だったですかね,土砂災害を考える全国の集いだったかな,というのも広島県で開催をしてるんですが,そういう意味で,まず意識を高めていくということと,それから危機管理ですね,これをしっかりしていく。県では,危機管理監をつくって,災害が起きそうな時に,大雨,ないしは台風といったような状況が出てきた時にですね,迅速な対応ができるような体制を取ってきております。この週末も雨が降って,警報が出たところでですね,私の所にも連絡が入ってきますし,関係の局長であるとか,あるいはその担当が出勤をして連絡体制に当たるというようなことをとってます。こういったやはり,これも初動というか,最初のアクションというのが大事になりますので,そういった事を今後,県としてとれてきているかな,と。
 あとは引き続き,砂防関係の整備,あるいはその高潮対策といったような防災関係の整備がまだ必要な部分がありますので,そういったことを着実に進めていきたいというふうに思ってます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 ほかには。

○ 知事の支持率について

(朝日新聞)
 朝日新聞の水田です。先日,弊社の世論調査でですね,湯崎知事は全国の知事の評価の中で,支持するというのが67%ということで,全国で8番目の評価だったんですけども,一方で不支持も10%とかなり低い数字が出ておりまして,この数字をお聞きになられての感想というところと,どういったところを評価を受けているのかというところの,ご自身の考えをできれば聞かせいただきたいんですが。

(答)
 全国8位ということで,県民の皆さんのご期待をいただいていることについては,非常にうれしい反面ですね,期待の大きさというものに対して,応えていかなければいけないというプレッシャーって言いますか,それを正直感じるところですね。
 今のところ,まだ私は始まって1年も経っていない段階でありまして,いろんな県政に関するメッセージというのを見えるような形で発信を心がけているんですけども,そういったメッセージを受け止めていただいているのかな,というところが評価いただいているポイントじゃないかな,と思います。
 これからはそのご期待に応えて,具体的な正に成果ですね,私も成果主義というふうに言ってますけども,そういったものを段々と出していくと,ただ,本当の成果を生んでいくっていうのはなかなか時間もかかるものもありますから,そういったこともご理解をいただきながら,着実にその施策を推進していくということを,私としてやっていく必要があるなというふうに思っております。

○ 第2回鞆地区地域振興住民協議会及び控訴審への対応について

(広島テレビ)
 すみません,広島テレビの延広です。もうすぐ,来月の頭に,鞆の浦の住民対話の第2回の場が近づいているんですけども,前回の会合から改めてそれぞれの推進派,反対派の方々の反応というものも徐々に入ってきていたり,やりとりがあったりということもあると思うんですけども,この第2回に臨むに当たっての,どのような成果を期待するかというところをお聞かせください。

(答)
 第2回のこの協議会ではですね,第1回の時にいろんなご意見をいただいたものを,課題を抽出して整理をして,それについて掘り下げていく,ということになると思っています。その議論をできるだけ建設的に,ないしは,まだ建設的という段階じゃないかもしれませんけども,一つ一つの課題なりについてですね,正に,より深い議論ができればいいのではないかなと思っております。

(朝日新聞)
 あの,それに関連してですが,先日,ご自身の出席についてはまだ検討中ということでしたが,その後どうされるかというご判断と,それと,控訴審に向けての対応ですね,何か,進展しているようなことがあればお聞かせいただきたいのですが。

(答)
 私自身は,当日,別のスケジュールも今,入っておりますので,今回は有岡副知事が出席をするということで,私は出席をしないということにいたしました。毎回私が出席するという前提になるとですね,調整もなかなか大変になってきますので,私は基本的には出席をしないという方向で,調整をするということにしております。
 第2回の開催概要や取材等については,後日,また資料提供させていただくというふうに予定しているところでございます。
 で,訴訟の方ですけども,これはまた2日に,裁判所の方で,進行協議の中で意見を求められると思いますので,今はちょっとこの段階ではですね,コメントは差し控えたいというふうに思ってます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 知事のスケジュールが後が詰まっているようなので,最後1問。

○ HAV再生計画の認可について

(NHK)
 NHKの稲垣です。昨日,HAVの問題が,裁判所の方で認可をされまして,改めて知事のご感想と,今後の対応をどういう思いで進めていきたいかという辺りをお聞かせください。

(答)
 お陰さまで,賛成多数で債権者集会で再生計画案が可決をされました。これは,債権者平等原則というところに立って,県にとっての債権の最大の回収と,それはゴルフ場会員の皆さんにとっても最大の回収ということに,同時に繋がるわけですけども,それがご理解いただいて果たすことができてよかったと思っております。そういう意味で,皆さまご理解いただいて有難いな,というところです。後はですね,諸手続がまだあります。裁判所の認可は一応下りたわけではございますけれども,後は諸手続をきちんと円滑に進めて,この最終的な処理を着実に進めていきたいと思ってます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 すいません。もう1問だけ。

(答)
 はい。

○ 旧市民球場の廃止について

(RCC)
 すみません,後ろから失礼します。RCCの福原です。広島市議会の方でですね,旧市民球場の廃止の話がまとまりましたけれど,経緯と結論に関するご感想とですね,広島の一等地でありますから,今後の展開の期待するところ,この2点についてお願いします。

(答)
 そうでうすね,今般,市議会の方で,紆余曲折を経て,この1ヶ月延長ですか,8月末でしたっけ,ということで決着したということで,それはそれなりのいろんなご意見がある中での,プロセスを経て出た結果かなと受け止めております。
 この跡地についてはですね,県としてあまりコメントを差し挟むことではありませんけれども,ただ,私個人的に言いますとですね,やはり広島市の中心で,広島市は県の中心でありますから,そこでの賑わいづくりというのはですね,非常に大事なことであるというふうに思っております。そういう意味で,いろんな形で県の内外にアピールできるようなですね,施設というふうに呼ぶべきなのか,何らかのモノというかですね,それによって,広島市が元気になる,と。で,県全体の元気に繋がるようなものになって欲しいな,というふうに私としては思っております。

(幹事社:日刊工業新聞)
 ありがとうございました。これで会見を終わります。

(答)
 はい。ありがとうございました。

 

 

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