記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。
○予算編成日程等の公開について
○「ワーク・サポート・ステーションひろしま」について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/4」をご覧ください。
○「ワーク・サポート・ステーションひろしま」について
○予算編成日程等の公開について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/4」をご覧ください。
○広島空港へのアクセスについて
○海フェスタについて
※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/4」をご覧ください。
○鞆港埋立架橋計画に係る賛成・反対住民との意見交換会について
○広島空港へのアクセスについて
○政治資金パーティーについて
○県議会議員の海外視察について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「4/4」をご覧ください。
(幹事社:RCC)
おはようございます。今月から幹事社になりましたRCCの福原です。よろしくお願いします。
まずは,湯崎知事の方から発表があると聞きましたので,知事の方からお願いします。
(知事)
今日は,発表項目2点ございます。1点目は,予算編成日程等の公開でございます。
この6月補正予算案がございますけれども,予算案を調製するまでの具体的な日程等について,公開することといたしました。
公開の目的としては,開かれた県政の構築に向けて,予算編成の透明性の確保を図るということでございまして,広く県民の皆様に周知をするものでございます。
公開の内容としてはですね,時期として予算要求書の提出期限をめどにですね,予算編成日程と予算要求状況等について,公表するとともに,県のホームページにも掲載する予定でございます。具体的には,お手元の表というか,ポンチ絵があると思いますけれども,5月10日,昨日の時点ですけれども,こういうスケジュールで進んでいくということで,14日と6月9日にですね,それぞれ要求状況と,予算案と査定の状況について公開するということになります。
(知事)
それから2点目でございますが,「ワーク・サポート・ステーションひろしま」についてでございます。
この度,県では知的障害や精神障害,あるいは発達障害のある方を,初めて本県の臨時職員として採用しまして,民間企業などにおける雇用の一層の促進を図るためにですね,「ワーク・サポート・ステーションひろしま」という名前を付けたものを設置することといたしました。
「ワーク・サポート・ステーションひろしま」ではですね,採用した知的障害のある方を配置をして,県庁内の各局からの依頼によって業務を行うとともに,特別支援学校の生徒を対象とした職場実習なども実施をすることとしております。
県では,ホームページを通じまして,本人のコメントや,仕事ぶりなどをタイムリーに発信をしたいと思っておりまして,民間企業の皆様には,是非,ご注目いただいて,障害のある方の雇用の促進を図っていただきたいと考えております。
「ワーク・サポート・ステーションひろしま」の開設は,5月24日月曜日からということにしております。場所は健康福祉局がある本館の6階に設置をいたします。
業務体制はですね,今回5名の方を臨時職員として採用するんですけれども,その5名プラス,作業の調整などを行いますジョブコーディネーターというのを1名を配置をいたしまして,合計6名で進めることとしています。
マスコミの皆様には是非,この本件について広く皆さんに知っていただくように,ご協力をお願いしたいと思っております。
私からは以上でございます。
(幹事社:RCC)
それでは,この2点につきまして質問がありましたら,お願いします。
(読売新聞)
すみません,読売新聞です。ワーク・サポート・ステーションの件なんですが,臨時職員というのは既に採用されたのかということと,ジョブコーディネーターというのは県の職員をあてがうということなのかというのを,まずお聞きしたいのですが。
(答)
5名は,もう具体的に決定してるんですか?
(事務局)
合格発表は,今日午後。
(答)
・・・ということです。ジョブコーディネーターは,これは。
(事務局)
社会福祉法人つつじというところから障害者雇用に実績のある職員の方を派遣していただいて,対応しております。
(読売新聞)
わかりました。採用期間は原則2ヶ月,最大4ヶ月ってあるんですが,更新で4ヶ月までということなんだと思うんですが,当面24年3月まで継続で誰か雇い続けるというようなイメージということなんですよね。
なので,採用期間原則2ヶ月,最大4ヶ月ってあって,設置時期が平成24年までなので継続的に誰かを雇用し続けてという・・・
(事務局)
一応4ヶ月たちましたら,また新たな方を交代というか,違った人と雇用契約をしていく,という。
(読売新聞)
ジョブコーディネーターなんですけど,位置づけとしてはどうなるんですかね。県が採用するという形に?
(事務局)
委託事業といってですね,派遣を受けていると。
(中国新聞)
おはようございます、中国新聞の城戸です。予算編成の日程の公開ということで,透明性を図る,確保するということなんですけれども,日程の公表だけでなくてですね,いわゆる編成過程,査定の状況であるとか,言えば,県議会の会派との調整であるとか,そういう,いわば,内実といいますか,そこらへんも公表されるお考えはないんでしょうか。
(答)
まず,知事査定が終わったところで,査定状況の公表というのは行います。その上でですね,委員会で説明をしていくということになりますけれども,またその段階で変更があれば,それはつまり議会との調整ということになりますけれども,最終的な予算案として出てくるところで変化が表れるということになると思います。そういう意味では、そこは公表していくということになろうかと思いますけれども。
(中国新聞)
言えばですね,透明性という部分は,日程を公開することも一つ,大事なことであると思うんですけども,いわゆるいろんな意味の口利きとかですね,協議と口利きを区別することは,なかなか難しいんでありますが,そういう部分をですね,なるべく排除していこうという試み,これも試みの一つだろうと思うんですけども,そういう試みはこれ以外に何かお考えはございますか。透明性確保という意味で。
(答)
そうですね,現段階においてはね,何を導入するかというのは,具体的な案としてはありませんけども,確かにその他の方法というのはあるかもしれません。それはまた,これからいい案があればですね,それは,考えていきたいと思いますけども。
(幹事社:RCC)
そのほか,この2点についていかがでしょうか。
ではすみません,進めさせていただきます。
幹事社の代表質問としてですね,1つ設定させていただきました。
広島空港へのアクセス問題なんですが,このゴールデンウィークもですね,多くのリムジンバスが運休したと。その実態を湯崎知事としてはどのように評価されているかというところと,それから確か2月議会の際にですね,改めて,空港アクセスを検討していきますということを,表明されておりますけれども,今後の予定についてですね,この2点を教えて下さい。
(答)
まず,空港アクセスの検討についてはですね,今月中に官民で構成する対策会議というのを開始する予定でありますので,その中で検討を進めていきたいと思っております。
これは一応,検討会議の終了日程というか,いつ頃まででしたっけ?
(事務局)
最終的にですか。基本的には年度内を目途に。できるだけ早い段階で。
(答)
というスケジュール観で,進めていくつもりです。このゴールデンウィークについてはですね,バスの欠便が確かに多数ございました。今年170便,市内の中心部からのバスの欠便があってですね,去年が確か181でしたので,若干減ってはいますけど,やはり高いレベルで欠便が発生をしているという状況です。
これで,個々,個別のお客様にはですね,大変ご迷惑をおかけしてるところがあるんではないかと思っておりますけども,総体としては,広島駅からのJRでの輸送,白市からのバス輸送の増便という形などで対応はしておりまして,飛行機に与える影響というのはですね,飛行機の運航自体には大きな影響は与えておりません。遅れたお客様も個別に振り替えでですね,搭乗はいただいているという状況だと理解しておりまして,航空会社から話を聞いた結果としてもですね,大きな混乱はありませんでした,と,そういうことであります。
ただ,いろんな個別のスケジュールがお客様にあろうかと思います。私なんかも便が1本遅れたら,大変スケジュールが飛んでですね,困るようなことがありますので,やはり引き続き空港アクセスというのは,改善が重要であろうというふうには認識しております。
そのためにも,この官民協議会でですね,対策を考えていきたいと考えているところです。
(幹事社:RCC)
先ほど申し上げました,2月議会の際にはですね,かつての軌道系アクセスの検討の際には,JR西日本の協力が結果的に得られなかったんだということで説明されておりましたけれども,今度の検討議会,JRさん入っているかと思うんですけども,特にJRに期待するところとかですね,あるいは軌道系アクセスの実現可能性とかですね,そのあたりへの思いってのはいかがでしょうか。
(答)
その辺はまだ,話をしてみないと分からないことだと思います。
現実としてはですね,飛行機と新幹線の競合ということもありますので,あるいは,JRの今の自動車との競合の状況の中での収益の問題とかですね,あるいは投資の問題ということもありますので,そこが環境として大きく良くなっているとわけではない,というふうには認識してますけれども,そういう意味で,すごく軌道系が今,期待できる状況にあるということではないとは思っています。
(幹事社:RCC)
ありがとうございます。では,これに関連して,あるいは,ほかに自由に質問があれば,お願いいたします。
(NHK)
NHKの稲垣です。軌道系アクセスについての関連の話なんですけれども,知事として現時点で思う理想の広島空港へのアクセスの理想の形,こういうアイデアがあるとか,そういったのがあれば。
(答)
現実としてはですね,まず,道路での運行をいかに定時制を確保するかということだと思います。そういう意味では山陽道からの渋滞,ないしは気象条件ですね,これが大きな問題になりますので,山陽道の渋滞解消ということと,代替ルートの確保ですね,これが1つ進めていかないといけないことかなというふうには思ってます。
その上でもちろん軌道系アクセスというものが,状況が何らか変更があって,できるということであれば,それはそれに越したことはないことだと思いますけれども,あらゆるものを追求すると,すべてが中途半端になるという可能性もありますので,そこは慎重に考えていきたいと思ってます。
(NHK)
渋滞解消とか代替ルートというのは,新しい道路をまた建設するということを視野に入れてっていう?
(答)
今,例えば計画中の安芸バイパスであるとか東広島バイパスが完成してくればですね,そこは代替ルートになり得ますし,南側からのアクセスとしては,例えば東広島・呉道路っていうのができてですね,1つのルートになっていくわけです。そういう意味で今、計画してます高規格道路等のですね,推進というのは,大事かなというふうに考えてます。
あとは,国の高速道路政策がどういうふうに進んでいくかということになりますけども,我々が要望しておりました中国自動車道の無料化というものがありましたら,こちらに大きく交通量がシフトすることも考えられますので,そういったことによって渋滞の緩和というものも図られる可能性があるというふうには思ってます。
そういう意味で,我々としては中国道の実験をこのゴールデンウィークにやっていただけるとですね,よかったなと思うんですけど,そうなかなか都合がうまくいかないということですね。残念ですけどね。
(NHK)
今後求めていく,そういったことについては。
(答)
そうですね,引き続きそれは提案していきたいと思っています。
(中国新聞)
中国新聞の加納です。その協議会についてなんですけれども,これは基本的に山陽道のバスの運行とか,山陽道の高規格道路をベースにした考え方なのか,それとも,軌道系も視野に入れた協議なのか,その点についてはいかがでしょうか。
(答)
当面は,今の道路アクセスをどう改善していくかが中心になると思います。
(中国新聞)
その後の方向性としては,当面は,とおっしゃいましたけれども,その後についてはどのように展開していこうとお考えですか。この協議会については道路アクセスについてのみお考えだということですか。
(答)
それはちょっと協議会の中で議論してみないと分からないことが多々あると思ってますけども。今の例えばJRさんのご意向だとか,そういうことは確認を当然していくことになるとは思ってます。
(幹事社:RCC)
ほかにはいかがですか。
(NHK)
先ほど,解禁付きの資料が出てきた海フェスタが,来年,尾道を中心に開催されるということで,これが決まったということについての知事の感想とですね,どういったフェスタにしたいかという意気込みみたいなのを教えていただけますか。
(答)
そうですね。ちょうどイベントとしてはですね,海の観光というのを進めることとしているところでありますので,我々としては,是非盛り上げていきたいなというふうに思っています。
具体的な中身はこれから詰める話でありますけれども,いずれにしても海の道構想というのが,再来年には推進をしているという段階にありますから,それとの連携も含めてですね,しっかりとやっていきたいと思ってます。
おそらく皇族も来られるということでですね,そういう機運の盛り上げというのもですね,期待しているところであります。
(山陽新聞)
山陽新聞,正本です,よろしくお願いします。鞆の話なんですが,15日に最初の住民協議会,日程が近づいてきました。それで,推進派と反対派が同じテーブルで話し合うということで,画期的なことなんですが,一方で本当に合意点を見出すことができるんだろうかという声も一方であったりするんですけれども,合意点を得るために,必要なことはどういうことであるかと,知事としてはお考えでしょうか。ちょっとその点について。
(答)
私は,一番大事なことは,やっぱり住民の方それぞれが,根本として何を必要と感じておられるか,ということをですね,いかにおっしゃっていただくか,ということだと思います。
橋というものに対しては,明らかに賛成である,あるいは反対であるというお立場があるわけですけれども,そのベースにはそれぞれの思いがあるわけですね。何で橋を架けなければいけないのか,何で橋を架けるのがやっぱり困るのか,その思いを語っていただくということが合意点,着地点を見出していくには一番大事なことであろうと思っています。
そういったことが,そういったプロセスに長けておられる方々をコーディネーターとしてお迎えをしているということもあり,そこは期待をしておきたいと思いますけれども。要するに,本音を話してもらう,ということなわけなのですね。その本音を話してもらうための信頼関係の醸成というのが必要で,もし,時間がかかるとしたらですね,そこの部分かなというふうに思っておりますけれども。
(山陽新聞)
ありがとうございました。知事としては,初回には出席されるということでしたが,それに向けてのご決意みたいなものは,何かあれば。
(答)
そうですね,今,私が申し上げたような,この会で進めたいこと,というのをしっかりとご出席者の皆さんにご理解いただきたいということですね。
それから,これはその後のことになりますけれども,もちろん,その協議会に出席いただいてご発言いただく方との話し合いというのも大事なんですけれども,そういった話し合いの結果であるとか,議論の中身というのも,鞆の住民の方々にも,多くの方々に理解をしていただく,ということも大事ですので,そういったPR,というと変ですけど,鞆の住民の方々に対してこういうことをやっているんだということをしっかりと認識していただくということも,私が行って,お話しをする役割の1つかな,というふうには思ってます。
(山陽新聞)
ありがとうございました。
(中国新聞)
すいません,広島空港のアクセスの件にちょっと戻らせてもらうんですけども。まだそのいわゆるJRとの話ですけれども,議会の中でも,各会派にあると思うんですが,やっぱり鉄道という定時性を持った交通ルートの整備というのは燻っている状況ではありますよね,そういう声はですね。
知事そしては現実問題としては期待できる状況にはない,というのはあると思うんですが,今後,広島の中枢性を高めるという意味で,この軌道系アクセスというものの必要性はあると思ってらっしゃいますか,検討することに。
(答)
重要なのは,おっしゃるように,定時性を確保していくということであって,それは軌道系であろうが,非軌道系であろうと,それは私は構わないというふうに思っております。
ただ,軌道系アクセスの方が,いろんな外部要因の影響を受けにくいと。気象条件もそうですし,あるいはその交通量。外部的な交通量っていうのは軌道系はないわけですから。受けにくい,というのがあって,有利であるということは確かだと思いますね,ただ,結局そこはコスト効果っていう問題で,例えば,じゃあリニアを通せばいいじゃないか,っていうような議論も一時ありましたけれども,じゃあそのために,何千億,何千億かかるか分かりませんけれども,今,1千億か2千億かそれぐらいかかるかと思いますけれども,それをやるのかっていうと,そういうわけじゃないわけですね。
だから,それはあればベターだと思います。あれば,ベターだと思いますけど,それはすべてコスト効果ということとの比較になってきますので,そういったコスト効果の高い,軌道系アクセスというものが確保できればですね,私も実現したいと思います。
(中国新聞)
そうすると,その藤田知事時代に検討してきたアクセス,まあ,今は凍結だと思いますが,というものは引き続き,同じようなスキームで検討するということはもうない,ということですか。
(答)
そうですね,例えば白市と空港とを結ぶ線,これを単独で作ると,いくらでしたっけ,これは,320億くらい。白市までです,これは。白市で皆,荷物を持って乗り換えるわけです。で,時間は恐らく,JRがどういうあれをやっていただくかっていうのはわかりませんけれども,1時間以上かかるでしょう。
バスが9割とか95%,45分ないしは高速が改善して行く場所にもよりますけど,40分とか例えば5号線ができたら40分で都心へ行きます,といった時に,本当にお客さんがどちらを選びますか,と。いやいや,確かに雪が降ったり,超渋滞になったら電車で来るかもしれないけど,普段はバスで行きますよ,と,いうようなことがですね。いやいやそれでも税金を取るようにしてやるか,っていうと,私の判断はノーだと思いますので。その条件が変わらない限りは,それは難しいと思います。
(中国新聞)
そうすると,既存のいわゆる高規格道路に加えて,5号線ですよね。5号線の整備というのが大きな進展の課題になってくるかと思いますけど,今,知事もご存じのとおり,5号線の整備というのが,ちょっとなかなか見通しが暗い状況となっていますが,これについては整備の進め方ですね,知事は今,どういうふうにお考えですか。
(答)
これはとにかく安全に関わる話ですから,これについては住民の皆さんの懸念を払拭していくということが必要で,それについては今,検討委員会自体がですね,いろいろ紛糾している状況ではありますけれども,しっかりとそこで検討していただいて,なるべく早期にそこの結論を出していただきたいというふうに思ってます。
(中国新聞)
中国新聞の加納ですけれども,ちょっと先ほどのアクセスの話の関連なんですけれども。確認なのですが,2006年に,藤田知事が軌道系の構想をいったん凍結するというような方針を打ち出されましたが,このスタンスについては変わらないとお考えなのか,それともまた今回の協議会で再び検討をする,という位置づけなのか,もう一度確認をしたいのですが。
(答)
ですから,従来と同じ条件下で,これまで検討されたのは,白市とそれから空港を県が独自で建設します,と。これについては,やればできますよ。300億円投入すればできますけども,それは現実的ではないでしょう,という意味では変わりません。
逆に,JRさんが空港まで山陽本線を一部,こう臍の緒のように出して整備をしていただける,ということであれば,それは大歓迎でありますけれども。それについては,今,冒頭で申し上げたように,いろんな状況が前回の検討をしていた時と大きく変わっているわけではありませんので,それについては私は楽観視はしていない,ということです。
(中国新聞)
ただ,協議会の中で求めていく,ということなのか・・・
(答)
いや,求めていく,ということではなくて,それは先ほど申し上げたように,JRさんのご意向は,それはやっぱり確認はするとは思います。
(朝日新聞)
朝日新聞の中川です。昨日,政治資金パーティーがあったんですが,就任半年のこのタイミングで開かれた理由を教えてください。
(答)
なかなか,お披露目ということをやっておりませんでしたので,広島県の底力を引き出す会,という私を支援していただいている政治団体ですが,これがその意味も含めて,また,これからの政策形成,これの協力を求めていく,と。湯崎を激励する,というためにこれを開いてくれる,ということで開催をしていただきました。
(幹事社:RCC)
すみません,最後に1つ聞かせください。今,県議会で海外視察が非常に相次いでおりますけれども,財政難の折の集中しての視察なので,批判的な声も出ておりますが,知事のお立場からはどんなふうに見ておられますか。
(答)
私はですね,海外がいいかどうかというのは別にして,議会で議論をしていただく,政策の決定をしていっていただくような方々が,広島県のことしか知りませんというのはですね,あり得ない,と思ってます。
じゃあ,世の中広く知っていくために,海外がいいのか,あるいは国内であるのか,というのは何とも言い難いというか,いろいろあると思います。海外でないと分からないところ,というのはあると思います。例えば今回の海の話にしても,やはり海外の状況調査っていうのは不可欠だというふうに思ってまして,それは,やはり国内にはそういう,北海道っていう類似の所はありますけれども,海とか船とかを使ってないだとか,もうちょっと広域的な,一自治体を越えるような観光振興をどう図られているか,というような例がないわけですね。ですからそういう必然性があるもの,というのは私は十分に認められるべきだと思います。
(幹事社:RCC)
はい。ありがとうございました。よろしいですか,ほかには。
では終わらせていただきます。ありがとうございました。
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