株式会社白鳳堂

Interview 04

株式会社白鳳堂

創業:昭和49年(1974年) 本社:広島県
県内拠点:広島本社(安芸郡)、三次工場(三次市)

高本 和男 氏 筆 株式会社白鳳堂

引き継がれた技術と品質を生かし、時代の変化に対応した
使える伝統工芸の価値をグローバルに提供していきます

代表取締役社長高本 和男

創業以来、秀逸な道具である筆の伝承とさらなる発展を目指し、開発と生産に力を注いでいます。世界では機械化による量産が進んでいますが、当社の筆はすべて国内自社工場で生産。工程を細分化し道具化することで、良質な筆をお客様に提供しています。
生活環境が整い所得が向上すると、今後はアジアを中心に化粧をする人口は増えるでしょう。日本の筆産業は使い手の縮小から減少傾向ですが、世界へ目を向けると、筆を必要とする人は大勢いるのです。
一方で化粧筆の需要が伸びると、生産の担い手である職人不足が課題に。手作りの良質な筆をお客様に提供することが我々の思いであるため、「人」がすべてです。そこで優秀な職人を確保し生産力をあげるため、三次に工場を建設することにしました。決め手の理由は地域に根差した優秀な人材が確保できるという点。県内には産業団地が多くありますが、新しく進出する際に重要視する点をあらかじめ絞ると選定がしやすいと思います。新たに三次に工場を建設し雇用を創出した点では、地域に少しでも貢献できたかと思います。
広島県はものづくりの土壌がある地域。オンリーワン、ナンバーワン企業が多く、優れた資質があります。メーカーなどものづくりをする製造企業の進出・地元企業とのタイアップは期待できるかもしれませんね。
『筆ハ道具ナリ』、筆は自己実現できる「道具」であり、それこそが白鳳堂が目指す「筆」のあり方です。過去の技術を生かし、新しい提案で世界に誇れる筆を広島から発信していきたいと思います。

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