8月24日(インターンシップ4日目)
4日目は環境保全課が行う大気汚染常時監視について学び,実際に地上約80mから天気や雲量,視程を確認し,大気汚染常時監視のデータと,気象台などの気象データを用いて,光化学オキシダント予報を行う様子を見学しました。
私はテレビや新聞などで発表される大気汚染物質の情報や注意報などの発令が,県庁で行なわれ,大気汚染常時監視業務を県庁職員の方が行っているということを初めて知りました。計測結果と,気象台や県内39か所の測定局から送られるデータを用いてリアルタイムでホームページに公開しているそうです。それと同時に,光化学オキシダントなどが高濃度で検出された際には情報や注意報を発令し,大気汚染物質の排出事業所に削減協力を要請しているとのことです。
昼食の時間に行われた,北広島町の芸北中学校の学生と広島県知事の1時間にわたる昼食会にメモ取りとして同席しました。昼食会では,地域の学生が地元を非常に愛し,地元のために活動し,将来は北広島町に貢献して盛り上げたい!という考えを持っていることが強く伝わってきました。いきいきとした学生の表情が印象に残っています。
その後,他の課でインターンシップを行っている実習生の方々と,議場を見学しました。議場とは,広島県議会が開かれる場所で,私たちはそこで県議会や選挙の仕組みや議場のシステムなど実演してもらいながら学ぶことができました。それと同時に,普段感じることのできない議員席の雰囲気を,身をもって味わうことができました。
8月25日(インターンシップ5日目)
インターンシップの最終日,午前中にインターンシップ実習生意見交換会があり,他の課でインターンシップをしている実習生の方々と仕事内容の紹介や取り組み内容,インターンシップを通して感じたことなどを意見交換しました。総務局 人事課 自治総合研究センター,商工労働局 雇用労働対策課 働き方改革推進・働く女性応援課,商工労働局 観光課,農林水産局 販売・連携推進課と私の5グループ,10人のインターンシップ実習生が各々スピーチし,質疑応答をしました。どの方々も高い意識でインターンシップに臨んでいたということが分かりました。
午後はこのecoひろしま環境ブログを書きました。
まとめ
今回のインターンシップを終えて,広島県庁で働くということはどういうことなのか,実際にどのような業務をされているのかを身をもって理解することが出来ました。しかし私が体験したことはほんの1部であるということを考えると,大変忙しいお仕事なのだということが分かりました。専門知識だけではうまくいかず,情勢や法律,人との関わりなど,さまざまな分野や事柄に敏感であることが必要だと感じました。
最後に
最後になりましたが,環境政策課をはじめ,環境県民局の職員の皆様,インターンシップの受け入れから実施内容の策定,受け入れ態勢の確保などの事前準備にインターンシップ期間中は業務説明や案内など,さまざまな準備があったことと思われます。大変お忙しい中,たくさんの経験の機会をいただきまして,誠にありがとうございました。今回学んだこと,経験したこと,感じたことなどを大学に持ち帰って,残りの大学生活や就職活動に生かしてまいりたいと思っております。