12月14日(日)に,広島大学サタケメモリアルホールで『浄化槽フォーラム in 東広島』が開催されました。
浄化槽は,地中に埋められていて,普段なかなか目にすることがないので,あまり馴染みがないかもしれません。
浄化槽って,各家庭のトイレの排水だけでなく,台所や風呂などから排出される生活雑排水を下水道と同じように処理することができる高度な水処理設備なんです。
「浄化槽フォーラム」は,浄化槽についての理解を深めていただくため,環境省が主催する全国規模のイベントです。
12月14日(日)に,中国地方で初めて東広島市で開催され,全国各地から参加されました。
フォーラムでは,水環境保全に果たす浄化槽の役割や,酒どころである東広島市の水づくりなどについて,講演がありました。
広島県からも,県内の浄化槽の現状と今後について講演を行いました。
また,パネルディスカッションでは,パネラーの皆さんが,汚水処理のしくみなど浄化槽の優れている点や,浄化槽がきちんと機能を発揮するためには維持管理(保守点検・清掃・法定検査)が不可欠であることなど,熱く語られました。
会場には,浄化槽のしくみや働きを分かりやすく説明しているパネルや,ミニチュアモデル,実寸大のカットモデルの展示もありました。
普段見ることができない浄化槽の中身が見れたり,しくみについて説明していただいて,とても興味深いものでした。
パネラーであり漫画家・エッセイストである赤星たみこ先生は,浄化槽の日を広めるために『明日の浄』というキャラクターを考えられました。
広島県でも,浄化槽の理解を深めていただくためにキャッチフレーズとキャラクターを作りました。
皆さん,浄化槽のこと知ってくださいね。
広島県浄化槽キャラクター