近年,ニホンジカやイノシシ等の野生鳥獣による自然生態系・農林水産業への被害が深刻化している一方で,狩猟者の減少や高齢化が進んでいます。
そこで環境省では,将来の鳥獣保護管理の担い手確保を目的とした「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」を全国3箇所で企画し,今年度第3回目を平成29年2月5日(日)に広島市で開催しました。
広島では平成26年2月に続き2回目の開催でしたが,366名の方にご来場いただきました。
ご来場いただいた皆様,出演者の皆様,出展者の皆様,ありがとうございました。
狩猟の魅力まるわかりフォーラムの開催趣旨,他会場の開催予定,などについては,環境省のサイトをご覧ください。
1 日程等
○日時 平成29年2月5日(日) 13:00~17:00
○場所 広島県立広島産業会館 西展示館 第1展示場(広島市南区比治山本町16-31)
2 主催者等
○主催 環境省
○共催 広島県,一般社団法人広島県猟友会
○後援
農林水産省,警察庁,一般社団法人大日本猟友会,一般社団法人全日本狩猟倶楽部,広島市,
朝日新聞広島総局,一般社団法人共同通信社広島支局,山陰中央新報社,産経新聞社,山陽新聞社,
時事通信社広島支社,中国新聞社,中国放送,テレビ新広島,日本農業新聞中国四国支所,
広島エフエム放送,広島テレビ,広島ホームテレビ,毎日新聞広島支局,読売新聞広島総局,NHK広島放送局
3 内容
○ハンターによるテーマトーク「狩猟のイロハ」
・解説者:羽田健志 氏(山梨県猟友会青年部部長)
狩猟がどのようなものかについて,分かりやすく解説していただきました。
○若手ハンターとのトークセッション 「私がハンターになった理由(わけ)」
・パネリスト: 羽田健志 氏 及び 県内のハンター5名⇒パネリストのプロフィール (Wordファイル)(119KB)
・コーディネーター: 市川 哲生 氏(株式会社BO-GA)
羽田さんと若手&ベテランのハンター5名の皆さんに,ハンターになった理由,
狩猟を始めるきっかけ,普段の狩猟活動などをお話しいただきました。
○狩猟ワークショップブース
・ハンターが使うわな・猟銃の紹介
箱わなやくくりわなを展示・解説いただきました。皆さん興味津々です。
【出展者:一般社団法人広島県猟友会 様】
・ハンティング模擬体験
シミュレーターでハンティング体験です。命中させるのは,意外に難しい!?
・狩猟免許取得の相談コーナー
狩猟を始めるための手続き,悩みなど,多くの方が相談に来られました
【出展者:県自然環境課,一般社団法人広島県猟友会 様】
・野生鳥獣のお肉(ジビエ)料理試食,等
シカ肉の燻製やペットフード,ジビエ弁当をご提供いただきました。
【出展者:三次ジビエ工房みわ375 様】
イノシシ・シカ肉のウインナーや燻製卵をご提供いただきました。
ジューシーなウインナーを求め,長い列ができていました。
【出展者:いわた屋 様】
イノシシ肉のカレー,シカ肉の竜田揚げをご提供いただきました。アツアツのメニューは大好評でした。
【出展者:一般社団法人広島県猟友会女子部 様】
・クラフト展示・作製
シカの角を使ったアクセサリー作りを指導していただきました。終始お客様で賑わっていました。
【出展者:一般社団法人ひろしま森のおもちゃ協会 様】
・ハンターズカフェ
若手ハンターとのフリートークコーナー。皆さん熱心に質問をしていました。
・鹿革製品の紹介
鹿革を使った名刺入れやパスケース,キーホルダーを展示していただきました。
【出展者:安芸高田市地域おこし協力隊 様】
・模擬銃の操作体験
ベテランハンターに銃の構え方を教えていただきました。
※使用しているのは,弾が発射されない模擬銃です。
【出展者:一般社団法人広島県猟友会 様】
・その他,パネル展示等
集落ぐるみの鳥獣被害対策の取り組みの紹介【出展者:県農業技術課】
生物多様性地域戦略の紹介【出展者:県自然環境課】