6年前に兵庫県尼崎市で起きた「JR福知山線脱線事故」では107名の尊い命が犠牲となり,500名以上の方が負傷されました。講師の山下さんは,その日,大学への通学途上,1両目で被害に遭われました。
今は社会人となり,前向きに歩まれている彼から,事故の苦しみを乗り越えた経緯や,講演活動に取り組んでいる現在の心境等について講演をしていただきました。
講演の合間には,自分で作詞した曲(「言葉」,「君と歩く道」など)のギターの弾き語りも披露していただきました。
※ 山下さんの講演で,どんな苦難に遭遇しても,希望を持って前向きに進むことの大切さを教えていただきました。また,この講演を通じて被害者の置かれている立場に立った思いやりと支え合いの気持ちや人と人とのつながりの大切さ,そして命の尊さについて理解を深めることができました。ありがとうございました。また,機会がありましたらご講演をお願いしたいと思います。(県民活動課)