7月21日から24日の4日間,技能検定(国家検定)が当校にて実施しました。
機械加工職種の普通旋盤作業,フライス盤作業,数値旋盤作業の3つの実技試験になります。
今回は,フライス盤作業について紹介します。
生産技術科の1年生の5名が3級に,2年生の4名が2級にチャレンジしました。
「フライス盤作業」は被工作物を回転させて切削加工を行う「旋盤」に対して,被工作物は固定して,フライスと呼ばれる切削工具を回転させながら切削加工を行う「フライス盤」を使用して切削加工を行います。
3級では,2時間以内にエンドミル及び正面フライスという工具を使用して切削加工し,直みぞ部をそれぞれはめ合わすことができる部品を製作します。
2級では,3時間以内にエンドミル及び正面フライスという工具を使用して切削加工(R削りを含む)し,直みぞ部及びこう配部をそれぞれはめ合わすことができる部品を製作します。
2年生においては技能検定の受験と同時に技能五輪フライス盤職種広島県代表の予選にもエントリーしています。
広島県内においてエントリーした人の中で1番かつ優秀な成績を収めると,11月末~12月初旬にかけて実施される技能五輪全国大会へ広島県代表として参加することになります。