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肝がん医療ネットワーク|医療機能群について

検診・検査実施施設

機能

肝がんの検診・検査機能
○肝がん高危険群の設定・適切な経過観察
○定期的な肝がん検診
○肝炎ウイルス検診の促進・肝炎治療

 目標

◆肝炎ウイルス陽性者や検診等で肝障害を指摘された人などを対象として,肝がんの早期発見を目指す。
◆肝炎ウイルス検診を促進し,肝がん高危険群の検査・治療を行い,定期的肝がん検診を行う。
◆併存するウイルス性肝炎,肝機能障害等がある場合,肝疾患専門医療施設と連携し,これらに対する治療を行う。

 医療機関に求められる事項

○次に掲げる要件の(1),(2)のいずれかを満たし,かつ(3)~(6)の事項を全て満たしていること。

(1) 腹部超音波検査,CT装置,MRI装置を有し,肝炎,肝がん診療について一定資格を有する医師(*)が勤務(常勤又は非常勤)している。
  *日本消化器学会専門医,日本肝臓学会専門医,日本医学放射線学会診断専門医のいずれかとする。
(2) 腹部超音波検査装置を有し,肝炎,肝がん診療について一定の資格を有する医師(*)が勤務(常勤又は非常勤)しており,CT検査,MRI検査については,上記(1)の施設に委託可能である。
  *日本消化器病学会専門医,日本肝臓学会専門医,日本医学放射線学会診断専門医のいずれかとする。
(3) 肝がん診療ガイドラインに準じて,肝がん高危険群を設定し,定期的肝がん検診として,腹部超音波検査,CT検査,MRI検査,肝腫瘍マーカー検査を適切に行うことができる。
  (CT検査,MRI検査については,上記(1)の施設に外部委託も可能)
  または,肝疾患専門医療施設に紹介又は連携して定期的に肝がん検診を行うことができる。
(4) 検査結果に応じて,適切に肝がん診断治療施設と連携することができる。
(5) 併存するウイルス性肝炎,肝機能障害等がある場合,これらに対する治療を行うことができる。または,肝疾患専門医療施設に紹介または連携して治療を行うことができる。
(6) 検診・検査受診者数と結果について,定期的に報告(公開)することができる。

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診断治療施設群

 機能

肝がんの診断,治療機能

目標

◆肝がんの精密検査及び確定診断を行う。
◆肝がんに対する適切な治療法の選択を行い,治療を実施する。
◆集学的治療を実施する。
◆併存する肝炎,肝硬変に対する治療をする。

医療機関に求められる事項

○下記の要件を全て満たしていること。
  ただし,一般的機能の(5)と(8)は,認定初年度から3年以内に整備できる場合,「暫定認定施設」として認定する。

一般的機能

(1) 肝がん診療ガイドラインに準拠した診断,治療を実施できること。
(2) 検診機関への精密検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力すること。
(3) 他の診断治療施設,治療後経過観察施設と診療情報や治療計画を共有するなどの連携が可能であること。
(4) 地域がん登録を実施していること。
(5) がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。                                                                                 (6) 院内外のがん患者及びその家族並びに地域の住民及び医療機関等からの相談等に対応する相談支援センターを整備していること。
(7) 日本肝臓学会専門医,日本消化器外科学会消化器外科専門医,日本医学放射線学会診断専門医が常勤であること。
(8) 病理学会専門医,日本医学放射線学会治療専門医が,勤務(常勤又は非常勤)していること。
(9) セカンドオピニオンに対応できること。

診断機能

(1) 病期診断の方法として,腹部超音波検査(造影検査を含む),CT検査,MRI検査,腹部血管造影が実施できること。
(2) 組織診断の方法として,超音波ガイド下肝腫瘍生検が実施できること。
(3) 病理診断医が勤務(常勤又は非常勤)していること。

治療機能

(1) 肝切除術,経皮的局所壊死療法(エタノール注入療法,ラジオ波焼灼療法),カテーテル療法の全てが実施できること。
(2) 化学療法,放射線療法,肝移植の適応を適切に判断し,実施できること。又は,実施可能施設と連携できること。
(3) 穿肝予備能を適切に評価し,肝炎,肝硬変の治療ができること。
(4) 専門的な緩和ケアチームを配置していること。

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フォローアップ治療施設

機能

肝がんの治療後経過観察機能

目標

◆肝がん治療後の経過観察をする。
◆肝がん再発の定期検診。
◆併存する肝炎,肝硬変に対する治療をする。
◆肝がん治療後の療養支援に対応する。

施設の基準

<A>定期検査施設

○下記の(1)と(2)の要件を全て満たしていること。

(1)肝がん診療ガイドラインに準じて,肝がん治療後の経過観察を行い,適切に肝がん診断治療施設等と診療情報や治療計画を共有し,連携可能な(ア)又は(イ)の施設とする。
 (ア) 「1 検診・検査施設」の基準を満たす施設
 (イ) 「2 診断治療施設」と連携して,肝がん治療後経過観察が可能な施設

(2)県内各圏域における診断治療施設が,肝がんに関する地域連携パスを整備している場合は,それを用いて術後治療・経過観察を実施することができる。

<B>療養支援施設

○下記の(1)と(2)の要件を,全て満たしていること。
 ただし,(2)は認定初年度から3年以内に整備できるものについては,『暫定認定施設』として認定する。

(1)療養支援施設は,(ア)又は(イ)の施設とする。
 (ア) ホスピス・緩和ケア病棟を有している
 (イ) 在宅療養支援診療所の届出を行い,24時間対応可能な在宅医療を提供しており,疼痛等に対する緩和ケアが実施できる

(2)がん診療に従事する医師が広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。


広島県健康福祉局がん対策課
mail:fugantaisaku@pref.hiroshima.lg.jp