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肺がん医療ネットワーク|肺がんの医療体制

検診・検査実施施設

機能

肺がんの検診・検査機能

 目標

●肺がんの可及的早期段階での診断を実施すること

 医療機関に求められる事項

○次に掲げる 1, 2 のいずれかを満たし,かつ 3 以下の事項を全て満たしていること。

  1. ヘリカルCT装置を有し,かつ肺がん診療について一定資格(*)を有する読影医が常勤している,もしくは読影を委託していること。
  2. ヘリカルCT検査を外部委託しているが,肺がん診療について一定資格(*)を有する医師が常勤して検査結果を読影像している。
  3. 可及的低線量(ALARA: As Low As Reasonably Achievable)のCT検診・検査が実践できること(外部委託実施を含む)。
  4. 自施設あるいは委託施設のCT検診・検査の被曝線量の把握ができること。
  5. CTを受けることのリスク・ベネフィットを説明できること。
  6. 検診・検査受診者数と結果について定期的に報告(公開)することができること。

(*)日本呼吸器学会専門医,日本医学放射線学会専門医又は日本呼吸器外科専門医合同委員会専門医

(注意)
広島肺がん医療ネットワークの検診・検査施設の対象者は,
  (1) 高齢者・喫煙などの肺がん危険因子を有する人,
  (2) 症状がある人,
  (3) 地方自治体による肺がん検診及び職場検診で異常を指摘された人
のいずれかである。

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診断治療施設群

 機能

肺がんの確定診断,治療法の選択,治療機能

目標

● 精密検査や確定診断を実施すること
● 治療法を適切に選択し,治療を実施すること

医療機関に求められる事項

○ 次に掲げる事項を全て満たしていること。

【一般的機能】
  1. 検診機関への精密検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力すること。
  2. 高度診断治療施設,フォローアップ施設と診療情報や治療計画を共有するなどの連携が可能であること。
  3. 地域がん登録を実施していること。
  4. がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。
  5. 年間の原発性肺がん入院患者数が,50人以上であること(重複を除く)。
  6. 原発性肺がん手術を実施していること。
  7. 年間の気管支鏡検査実施数が,20例以上であること。
  8. 日本呼吸器学会専門医が常勤しており,かつ,日本医学放射線学会専門医,日本放射線腫瘍学会認定医又は呼吸器外科専門医合同委員会専門医のいずれかが勤務(常勤又は非常勤)していること。
  9. セカンドオピニオンやがん患者及び家族等からのがんに関する相談に対応できること。
【診断機能】
  1. 病期診断の方法として,ヘリカルCT検査,MRI検査,超音波検査が実施できること。
  2. 組織若しくは細胞診断の方法として,喀痰細胞診,経気管支的採取,経皮的採取,胸腔鏡下生検及び開胸生検が実施できること(胸腔鏡下生検及び開胸生検は外部委託実施を含む)。
  3. 病理診断が実施できること(外部委託実施を含む)。
【治療機能】
  1. 放射線療法及び化学療法による治療が実施できること(放射線治療については連携(委託)での対応可)。
  2. 外来化学療法加算届出受理医療機関であること。
  3. 専門的な緩和ケアチームを配置していること。

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総合診断治療施設

 機能

肺がんの総合診断,集学的治療機能

目標

● 高度な診断,治療を実施すること

医療機関に求められる事項

○ 次に挙げる事項を全て満たしていること。

【一般的機能】
  1. セカンドオピニオン外来を設置していること。
  2. 検診機関への精密検査結果のフィードバック等を実施し,がん検診の精度管理に協力すること。
  3. 他の診断治療施設,フォローアップ施設と診療情報や治療計画を共有するなどの連携が可能であること。
  4. 院内外のがん患者及びその家族並びに地域の住民及び医療機関等からの相談等に対応する相談支援センターを整備していること。
  5. 地域がん登録を実施していること。
  6. がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。
  7. 年間の原発性肺がん手術件数が,40例以上であること。
  8. 年間の気管支鏡検査実施数が,100例以上であること。
  9. 日本呼吸器学会専門医,日本医学放射線学会専門医,日本放射線腫瘍学会認定医,呼吸器外科専門医合同委員会専門医,日本病理学会専門医及び臨床腫瘍学会会員がすべて常勤していること。
【診断機能】
  1. 病期診断の方法として,ヘリカルCT検査,MRI検査,超音波検査が実施できること。
  2. 組織若しくは細胞診断の方法として,喀痰細胞診,経気管支的採取,経皮的採取,胸腔鏡下生検及び開胸生検が実施でき,かつ病理医が常勤していること。
  3. 術中迅速病理診断が可能であること。
【治療機能】
  1. 放射線治療装置を有すること。
  2. 手術療法,放射線療法及び化学療法による集学的治療が実施できること。
  3. 外来化学療法加算届出受理医療機関であること。
  4. 専門的な緩和ケアチームを配置していること。

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フォローアップ治療施設

 機能

肺がんの術後治療・経過観察施設

目標

● 肺がん治療を受けた患者に対する治療後のフォローアップを実施すること

医療機関に求められる事項

○ 次に挙げる事項を全て満たしていること。

  1. 肺がん診療について,診断治療施設及び高度診断治療施設と診療情報や治療計画を共有するなど連携(*)していること。
  2. がん診療に従事する医師が,広島県がん対策推進計画に基づく「緩和ケア研修」を修了していること。

(*) 診断治療施設及び総合診断治療施設が,肺がんに関する地域連携パスを整備している場合は,それを用いて術後治療・経過観察を実施すること。


広島県健康福祉局がん対策課
mail:fugantaisaku@pref.hiroshima.lg.jp