福山リサイクル発電株式会社
施設名称 福山リサイクル発電所
所在地 福山市箕沖町107番8
ダイオキシン対策,最終処分場のひっ迫等に対応するため,可燃性の一般廃棄物のうち,リサイクル可能なものを除去したごみを,市町でRDF(ごみ固形燃料)化し,これを発電に利用するものです。
また,発電の過程で発生するRDFの焼却灰は,高温により溶融(溶かすこと)し,冷却したガラス質の固化物(いわゆる溶融スラグ)にした上で,土木資材等への活用を図ります。
※RDF(Refuse Derived Fuel ごみ固形燃料)
可燃ごみを乾燥・粉砕・固化し,クレヨン状に成形加工し,固形燃料化するもの。
石炭に類似した性状を有するため,火力発電所やセメントキルンの補助燃料やボイラの燃料などとして用いられる。
○備後地域を中心とした広島県内の9市町が,RDF製造,RDF発電による広域リサイクルシステムを構築しています。
○ガス化溶融炉により,RDFをガス化・燃焼・溶融して,高効率発電を実現すると同時に,RDF中の灰分をスラグとメタルといった資源として再生します。
○発電により,発電所内及び隣接の福山市RDF製造施設の電力をまかない,余った電力は電力会社へ売電しています。
可燃性一般廃棄物
○炉方式 シャフト炉式ガス化溶融炉
○RDF処理能力 314t/日
○発電量 約20,000kW
平成16年4月
【福山リサイクル発電参画市町等】
福山市,府中市,庄原市,大竹市,廿日市市,神石高原町,甲世衛生組合(三原市,尾道市,世羅町)