12月6日,安芸高田市吉田小学校5年生のみんなが,中国電力柳井発電所を見学しました。
吉田小学校は,県が実施するスクールエコ活動「見える化」支援事業に参加しており,
今回の発電所の見学は,子どもたちの省エネ行動の理解と実践を促進するため実施されました。
まずは,発電所の方から,電気の作り方,発電所の種類,地球温暖化の状況,
身近な省エネ行動についての講義を聞きました。
次に,発電所内の見学です!
柳井発電所は,環境にやさしいLNG(液化天然ガス)を燃料とした,
出力140万kWの中国電力で最大の発電能力を持つ火力発電所です。
発電方法は,まずLNGを燃やした熱風でタービンを回し,
さらにその排熱を利用して,水を沸騰させてつくった蒸気でタービンを回して発電する
高効率のコンバインドサイクル発電を採用しています。
見学は,発電設備が並んでいる工場や社員の方が実際に監視作業等をされている中央制御室,
LNGを運ぶ船の模型などを見学しました。
工場はとても広かったですが,発電所の運転が少人数で効率的に行えるように,
中央制御室では,自動制御装置の導入や机・画面の配置等工夫されていました。
また,LNGの性質を知るため,LNGと同様に沸点の低い液体窒素による実験を見学しました。
ボールや花を液体窒素に入れると,カチカチになり,投げたり触れたりすると粉々になってしまいました。
最後に,LNG貯蔵タンクやLNG運搬船の船着場等をバスで見学しました。
みんなとっても真剣に見学していました。柳井発電所の皆さんありがとうございました!