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広島県臨床研究・CRC研修会を開催しました 【平成31年2月17日(日)】

印刷用ページを表示する掲載日2019年3月12日

 広島県では,質の高い臨床研究及び治験の推進に寄与できる人材の育成を目的として,本年度も研修会を開催しました。

1 実施概要

 (1) 日 時 平成31年2月17日(日曜日) 13時00分~17時15分

 (2) 会 場 広島国際大学広島キャンパス 8階800教室(広島市中区幟町1番5号)

 (3) プログラム
   座長:広島大学病院 薬剤部 教授 松尾 裕彰氏

時 間  内 容
13:00~13:05  開会挨拶
13:05~14:05

☆「カット・ドゥ・スクエアを利用した医師主導治験の情報共有の始め方」
公益社団法人 日本医師会治験促進センター 丸山 由起子 氏

14:05~15:05

☆「治験依頼者の立場で考える望ましい治験実施医療機関」
日本製薬工業協会/富士フイルム富山化学株式会社 藤岡 慶壮 氏

15:05~15:15  (休憩 10分)
15:15~16:15

☆「院内CRCにおけるチーム連携の取組み」
独立行政法人国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター
(臨床薬理学会認定CRC) 炭谷 容子 氏

16:15~16:45

☆「広島大学病院の臨床研究法への対応状況」
広島大学病院総合医療研究推進センター梅本 誠治 氏

16:45~17:00

☆「広島県治験等活性化事業の展開」
広島県薬務課製薬振興G

17:00~17:15  質疑応答,総括 広島大学病院薬剤部 教授 松尾 裕彰氏

※講演の資料は,下欄「3.講演資料」に☆の資料を掲載しています。 

 (4)参加者数 102名

 (5)主 催 広島県

  共 催 一般社団法人広島県医師会,一般社団法人広島県病院協会,公益社団法人広島県薬剤師会,
一般社団法人広島県病院薬剤師会,一般社団法人広島県臨床工学技士会,一般社団法人広島県臨床検査技師会

  後 援 公益社団法人広島県看護協会

30CRC研修写真130CRC研修写真2

30CRC研修写真330CRC研修写真4

2 研修会参加者のアンケート結果(抜粋)

研修会参加者102名のうち,95名の方からアンケートに回答していただきました。

アンケート画像1

 アンケート画像2

アンケート画像3

アンケート画像5

アンケート画像6

今回の研修会,広島県治験等活性化事業の事業内容に関しての意見

  • 実務に関わるお話が実際に役立つように思います。(看護師)
  • 初めて参加させていただき,CRC関係で業務されている方がこれほどたくさん参加されており,私もはげみになりました。チーム医療ですので,連携できるよう心掛けたいと思います。(看護師)
  • 今回のように臨床研究に関する内容(医師主導治験)も少しで良いので取り入れていただきたい。(看護師)
  • 臨床研究に精通している(全国的に有名な方)CRCからの講演があればいいと思います。(看護師)
  • 大変勉強になった。CRC研究会を今後も継続してほしい。(看護師)
  • 今後も広島での実施をお願いします。(CRC)
  • 治験依頼者,CRO,実施医療機関(責任医師)が求めるCRCの在り方,教育システム(必要な)について知りたい。(看護師)
  • GCP教育について知りたい。(薬剤師)
  • 引き続き,臨床研究法に関するテーマで企画してほしい。(看護師)
  • 実施医療機関(大規模,中小規模両方の面より),SMO,CRO(依頼者)それぞれの視点からの講演内容の構成を検討いただきたい。がん領域・がん領域以外では,違う部分が多いのでそういった視点も取り入れてほしい。広島市内だけではなく,県内全域の実施施設に視点を向けていただきたい。(看護師)
  • 大学病院などの大きな施設での治験実施体制は,本日の講演の中にあった内容かと思いますが,300床以下の小規模な施設では,先端の情報にはなかなかついていくことができず,一般的な施設の体制整備にも難渋している現状もある事を知ってほしい。治験の業務は全てCRCにまかせられ負担は大きくなるばかり。チームとしての取組みができる様に病院(病院長,責任医師)へ理解を求めることが必要だと感じました。(看護師)
  • この催しも年2回は各地で開催していただけたら良い(中国5県,関東,関西,福岡が多く無理)。医師の参加がもっとあれば現場がわかってもらえるのではないかと思った。各立場での講演をこれからも継続して頂きたい。(臨床検査技師)
  • 県東部への治験ネットワーク拡大を希望します。(薬剤師)
  • 教育としてどこまでが出来て,初級,上級とするのか,他の施設の意見も聞いてみたい。(看護師)
  • 平日の夜にしてほしい。もっと回数を増やしてほしい。(薬剤師)
  • 定期的なこの研修会を行っていただけたらと思います。薬剤師としても,全然知らないというわけにいかないので,今後も勉強を進めたいです。それぞれの職種ごとの臨床に関しての研修を受けたい。(薬剤師)
  • すでに治験に従事している者対象ではなく,CRCに興味を持たれている方対象の講演会を検討いただければ嬉しいです。現場のCRCは人員不足で疲弊しているというお話もありましたので,CRCを増やす目的での講演を希望します。(SMO)
  • 臨床研究とCRCの関わり方について,今後の方向性の理解を努めたいので改めて研修会を開催頂きたい。(CRC)
  • CRCに特化した研修(実務)があると良いなと思いました。(CRC)
  • 一度の講演の中で様々な立場の方からの講演が聞けたことは,全体の流れが分かって大変良かった。(臨床検査技師)
  • 毎年,内容が似ているので,テーマを変えてほしい。(薬剤師)
  • がん案件実施の多い依頼者の講演を聞いてみたいです。(臨床検査技師)
  • 様々な視点から治験実施について知ることができるので,今日のような研修会は意義があると思います。(臨床検査技師)
  • 色々な説明・意見を聞くことで,県の治験活性にもつながるため,今後も継続実施してほしい。(臨床検査技師)
  • 定期的に臨床研究について講演をききたい。(看護師)
  • CRC支援について,新人向けの勉強テーマもあればうれしいです。(CRC)
  • SMOのCRC,院内のCRC,いい所と悪い所をはっきり教えてほしい。なぜSMOを使うと費用が増えるのに,はじめからSMOに声をかける依頼者が多いのでしょうか。院内のCRCの給料が安くSMOに流れるという現状。日本の治験の高さが,ますます問題になるのでしょうか。(その他)
  • すごく参加したいですが,治験が病院として認められ,CRCの(特に院内)仕事が,もっと認められるようにつながるとうれしいです。(その他)

3 講演資料

4 過去の開催状況

 臨床研究・CRC研修会 開催報告

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