平成３０年１０月２０日（土曜日）Japan Times Satoyama推進コンソーシアム実践者交流会2018・中国５県地域おこし協力隊研修会・神石高原町ふるさと回帰塾を開催しました
１５時２０分，「Japan Times Satoyama推進コンソーシアム実践者交流会２０１８・中国５県地域おこし協力隊研修会・神石高原町ふるさと回帰塾」を開催しました。
中国５県地域おこし協力隊研修会は，中国地方知事会の部会の共同事業として，地域で活躍いただいている地域おこし協力隊員の皆さんに交流しながら学んでいただく場として，各県持ち回りで開催しているものです。
今年度は，神石高原ホテルを会場として，里山資本主義の実践者が集う「Japan Times Satoyama推進コンソーシアム実践者交流会」，神石高原町主催の「ふるさと回帰塾」を共同開催する形で，協力隊員同士だけでなく，地域で活動し，成果を収めておられる皆さんとも交流を深めていただくこととしました。このような形での開催は，全国でもあまり例がない試みではないかと考えています。
研修会では，広島県内で中山間地域ならではの資源を活かして，新しい価値やサービスの提供につなげる優れた活動を行う個人や団体を表彰する「ひろしま里山グッドアワード」の５つの大賞候補の取組発表，県立油木高等学校のナマズを活用した「ナマズ・プロジェクト」の取組発表や「里山里海×教育」と題したコンソーシアムセッションに続いて，「ひろしま里山グッドアワード」の表彰を行いました。
最優秀賞である「さとやま未来大賞」には，小川商店他（三次市）の『スマイル１０（テン）アール』が，優秀賞である「未来のたね賞」には，株式会社 尾道柿園（尾道市）の『柿の里を次世代に繋ぐ』が選出されました。受賞された皆さん，本当におめどうございます。
アドバイザーを務めていただいた，株式会社 日本総合研究所主任研究員の藻谷浩介さんもコメントされたように，どの取組も地域の資源を活かした素晴らしいもので甲乙付け難いものでした。
県としても，このような素晴らしい取組のプロセスやノウハウを共有することで，中山間地域の取組の更なる普及促進を図っていきたいと思います。
