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平成30年8月22日(水曜日)から2日間ひろしまラウンドテーブルなどを開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2018年8月22日

8月22日(水曜日)から23日(木曜日)の2日間,「国際平和拠点ひろしま構想推進委員会」と「ひろしまラウンドテーブル」を開催しました。
構想推進委員会では,今後,広島県が取るべき方向性として,核抑止を乗り越えていくための政策立案や,取組の賛同者を増やしていくこと,また,持続可能なメカニズムの構築のための資金獲得などのご意見をいただきました。こうしたご意見を今年度改定予定の構想推進計画に反映させ,県の取組として具体化していきたいと思います。
また,ラウンドテーブルは,日,米,中,韓,豪,スイス,スウェーデンの各国に加えて,初めてロシア,英国からもお越しいただき,これまでで最多の23名の参加となりました。今年のラウンドテーブルでは,「朝鮮半島の非核化と東アジアの核軍縮」と「核抑止に頼らない安全保障政策」をテーマに掲げ,そのための具体的な道筋と方策について明らかにしていくため,熱心なご議論をいただきました。北朝鮮の核・ミサイルの完全で検証可能かつ不可逆的な方法による廃棄にどうつなげるかに関して,様々な困難や考え方の違いがあることを実感しました。また,核抑止に頼らない安全保障の実現に向けては,一足飛びに解決策を示すことはできませんが,広島の役割として取り組むべき必要性を強く感じたところです。
2年後のNPT運用検討会議は,被爆75周年にあたる節目の年であり,この会議の成功には,来年の第3回準備委員会が大きなカギとなります。今回の会議の成果を踏まえ,核兵器廃絶というゴールを見据えて,国際社会における廃絶に向けたプロセスの進展に具体的に貢献するため,ご参加いただいた皆様とともに取組を進めていきたいと思います。
【国際平和拠点ひろしま構想推進委員会】
123
【ひろしまラウンドテーブル(全体会・分科会)】
68794
1210131415
2122
【記者会見】
23252724

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