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平成30年8月20日(月曜日)第3回ひろしまジュニア国際フォーラムの開会式を行いました

印刷用ページを表示する掲載日2018年8月20日

10時,ひろしまジュニア国際フォーラムの開会式に出席しました。
3回目の開催となる今回は,32の国・地域からご参加いただきました。複雑な国際情勢において,核兵器のない国際社会を実現していくためには,世界中の多くの人の理解と協力を得て取り組むことが必要です。このフォーラムは,国際平和拠点である広島において,国内外の外国人高校生と,県内外の高校生・留学生が,国際平和についての討議や交流等を通じて,「核兵器のない平和な世界の実現」に向けたメッセージを発信するとともに,国際的な相互理解を深めることで,次代の人材育成を図ることを目指しています。平和な地域では,戦争の悲惨な現実が感じられず,平和の尊さを理解しにくい実情があります。他方で,紛争や戦乱の中にいると平和な世界の恩恵がどのようなものか実感することができないということがあります。戦争の究極,この行きつく先が核兵器の使用です。平和の礎があれば,今の広島のような復興・発展が可能となります。参加者の皆さんには,その2つを現実のものとして提示している広島の姿を見て直に感じていただき,平和の実現に向けて,それぞれの立場で何ができるかしっかり議論し,広島宣言につなげていただきたいと思います。
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10時30分,「高校生のアスペン古典セミナー」を参観しました。
このセミナーは高校生を対象とし,古典を題材に参加者による対話を通して,「より善く生きる」「何のために学び,働くのか」「大切にしたい価値」など人生にとって重要な課題について考えてもらう場です。古典は,古の人が書いた作品というだけではなく,私達を取り巻く社会について考えるために非常に意義や価値のあるものだと思います。私は,アリストテレス「形而上学」のセッションを参観させていただきましたが,参加される高校生の皆さんにとって,今日・明日で開催されるこのセミナーが,これからの人生や社会について深く考え,古典に触れる喜びを発見する契機になっていただければと思います。
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