平成２９年１１月１８日（土曜日）山陽道全線開通２０周年大感謝祭に出席しました

１１時，山陽道全線開通２０周年大感謝祭に出席しました。
 
山陽道全線開通２０周年を記念して，山陽自動車道がこれまで果たしてきた役割や効果をＰＲするとともに，更なる利用促進を通じた地域の活性化を目的とするイベントが宮島サービスエリアで開催されました。イベントには，広島県出身のアンガールズのお二人とうえむらちかさんも参加され，あいにくの空模様の中，トークセッションなど，大いに盛り上がりました。

山陽自動車道は，平成９年１２月に全線開通以来，中国地域の瀬戸内海沿岸部を東西に貫く高速道路として物流機能の向上や交流人口の拡大に大きく寄与し，本県をはじめ沿線地域において，企業立地の進展や観光客数の増加など，産業・観光面において様々なインパクトをもたらしました。
特に観光面につきましては，嚴島神社（宮島）・原爆ドームの２つの世界文化遺産をはじめ，多島美で風光明媚な瀬戸内海やなだらかで美しい山容を有する中国山地，さらには「サイクリストの聖地」とも呼ばれ，海外の旅行情報サイトにおいても「世界で最も素晴らしいサイクリングコース」の１つに選ばれたしまなみ海道など，本県は多彩で魅力あふれる観光資源に恵まれていることから，毎年，山陽自動車道を利用して多くの方々に広島を御訪問いただいております。
また，ここ宮島サービスエリアは，平成２１年４月に新たなインターチェンジとして本格運用され，高速道路からの出入りが可能となったことで，宮島への玄関口として多くの観光客に利用されるとともに，周辺に立地する企業においては，物流による時間短縮やコスト縮減などの効果が現われています。
このように本県の発展は多くの点で，山陽自動車道に支えられていると言っても過言ではありません。
ネクスコ西日本関係者の皆様におかれましては，この山陽自動車道をいつでも安全・快適に利用できるよう，適切に維持管理をしていただいており，こうした皆様の御尽力に対しまして，深く敬意と感謝の意を表する次第です。
本県といたしましては，引き続き，ネクスコ西日本の皆様と協力しながら，地域の活性化に資する高速道路の利用促進に向けて利便性向上に資するスマートインターチェンジやアクセス道路の整備に取り組むとともに，より多くの方々に広島県にお越しいただくため，市町と連携した観光地のブラッシュアップによる観光拠点づくりの推進や，　多彩な観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーションの実施など，様々な施策に取り組んでまいります。
終わりに，山陽自動車道が多くの皆様に末永く御利用いただけますこと，本日，御来場の皆様の御健勝を祈念いたしまして，ごあいさつをさせていただきます。
【感謝祭の様子】