平成２９年１月５日（木曜日）広島県聴覚障害者センター開所式典を行いました
印刷用ページを表示する掲載日2017年1月5日
１１時，広島県聴覚障害者センター開所式典を行いました。日頃から障害者の福祉向上に熱心に活動や支援をしていただいている皆様方に，深く敬意を表しますとともに，当センターの開所にあたり，御尽力いただきました関係各位の皆様に深く感謝申し上げます。本県では，平成１３年１月から広島県社会福祉会館において広島県聴覚障害者センターを委託運営して参りましたが，身体障害者福祉法に定める聴覚障害者情報提供施設の設置を図るため，平成２６年３月に策定した広島県障害者プランに法定の施設整備を重点項目に掲げ，これまで整備を進めてまいりました。そして，この度，広島県健康福祉センター内に施設規模を拡大しての移転整備が完了し，本日から運営開始の運びとなりました。当センターは，聴覚に障害のある方々の情報・意思疎通支援の拠点施設として，字幕入りビデオの制作・貸出をはじめとした，様々な情報の集約と発信，また，手話通訳者，要約筆記者，盲ろう者向け通訳・介助員の派遣によるコミュニケーション支援，更には，総合的な相談支援の拠点としての役割を果たしていくとともに，県民の方々との交流促進により，障害に対する県民の理解を深める施設としての役割が期待されております。県としましては，引き続き，広島県障害者プランに掲げる「すべての県民が障害の有無にかかわらず，広島に生まれ，育ち，住み，働いて良かったと心から思え，相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現します。」という基本理念のもと，障害のある方々の自立と積極的な社会参加を支援してまいりたいと考えております。関係者の皆様におかれましては，今後とも一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
