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平成27年5月23日(土曜日)日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinおかやまを開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年5月23日

8時50分,日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinおかやまを開催しました。日本創生のための将来世代応援知事同盟は,「人口減少に歯止めをかけ,地方への人の流れをつくり,東京一極集中型社会を変える!」「独自の発想と実行力を持ち,人口減少社会に立ち向かうトップランナーを目指す知事が同盟し,地方創生のため行動する!」をコンセプトに,12県知事で構成されるものです。まずは,石破茂地方創生担当大臣にも参加いただきキックオフ宣言を行いました。

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【キックオフ宣言】

我が国の人口減少に歯止めをかけ,東京への一極集中の流れを変え,若い世代が希望をかなえられる社会の実現のため,我々12名の知事は,日本創生のための将来世代応援知事同盟を立ち上げた。

我々は,このサミットから本格的に始動し,ここにキックオフ宣言する。 

 地方には豊かな自然と,豊富な資源がある。

 地方には,個性豊かな伝統文化が息づく。

 地方には,親身になってくれる仲間がいる。

 地方には,充実した子育て環境がある。

 地方には,さまざまな可能性があふれている。

 「そうだ!地方で暮らそう」

 きっと,ほれるよ地方の暮らし

次に,いきいき地方暮らし推進キャンペーンのPRプレゼンテーションを行いました。

 もっと自由に,人生の可能性をもっと”ひろびろ”とするために,大都市と自然に恵まれた広島県へきんさい。新しい生き方が見つかるけぇ。

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その後,子育て応援企業表彰や,心理カウンセラー羽林由鶴さんによる記念講演などが行われ,有村治子少子化対策担当大臣にも参加いただき,女性が仕事も子育ても諦めずに活躍し続けるためにどのような支援が必要か,男性の家事,育児参加を進めるために男性の意識,長時間勤務をどう変えるかなど働く女性が安心して出産・子育てできる社会についてフリートークによる議論をしました。

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そして,最後は,全員でおかやま声明を読み上げ,今回のサミットを終了しました。

【おかやま声明】

東京一極集中が急速な人口減少を招き,近い将来,我が国全体の活力を奪い,国家としての存立さえも危うくすることに,多くの国民は気付いている。今こそ,こうした国民の不安を払拭し,我が国の明るい未来を切り拓くため,即座に行動しなければならない。我々地方は,子育て環境の充実,女性の活躍促進,地方への移住・定住の促進,地域経済の活性化に向け,反転攻勢をしかけていく決意である。行動すれば,必ずや,人口減少に歯止めをかけ,東京への一極集中の流れを変え,地方創生につながると確信する。志を同じくする,我々12名の知事は,その先頭に立ち,地方から国を突き動かす原動力となるため行動していく。

一 我々は,次世代の育成と男女が共に働きやすい社会の実現を目指して,一致してイクボスになり,県庁から変えることを宣言する。

一 我々は,女性一人ひとりが活躍し,輝ける社会となるよう,経済界の女性の登用や男性の働き方の変革を企業に求める。

一 我々は,若い世代の雇用の確保,結婚・出産・子育て支援に財源を重点投資,若者が希望を実現できる社会を目指す。そして,第3子以降の子育ての負担の軽減や,子ども・子育て医療費助成への国のペナルティーの断固撤廃を求める。

一 我々は,地域に誇りと愛情を持ち,日本の将来を牽引していく若者が育つよう,責任を持って教育を進める。

一 我々は,また,将来世代自らが立ち上がることも求めたい。若者の政治参画を促し,投票率の向上を図るため,具体的な行動を起こす。

以上,我々はここに宣言する。

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