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平成27年1月27日(火曜日)三重・広島両県知事会議を行いました

印刷用ページを表示する掲載日2015年1月27日

1月26日,27日の両日,第2回三重・広島県知事会議を開催いたしました。この会議は,両県はカキ養殖や自動車産業が盛んであることなど共通点が多いため連携して施策を展開することを目的として開催しており,今回は「カキの消費拡大に向けた連携の推進」,「地方創生」,「少子化対策」,「医工連携」などのテーマで意見交換をいたしました。

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「カキの消費拡大に向けた連携の推進」では,両県のカキの消費拡大に向けた取組みを紹介し合い,平成28年度三重県において開催される「全国かきサミット」の成功に向けた連携を行うことや両県のアンテナショップを活用した消費拡大PRを行うことし,今後具体的なイベントの内容について検討を行うことなどについて確認しました。「地方創生」については,国の総合戦略に関する印象や新たな交付金制度に対する評価,地方分権の推進に向けた互いの考え方など意見交換するとともに今後全国知事会の場を通じて共同して国に働きかけることを確認しました。「少子化対策」については,両県の取組み事例の紹介はもちろんのこと,PRを更に充実させることや引き続き情報交換を行うことを確認し,少子化対策や子育て支援施策にはイクボス,イクメンを増やすことが大切であることから,イクボス,イクメンの素晴らしさを全国に発信するため,両県代表チームが競う「イクボス・イクメン県対決」を行うこととなりました。「医工連携」について,前回の会議以降の成果として,両県の担当部署間での3回のミーティングや昨年11月の「みえ福祉用フォーラム」の開催に合わせた連携会議の実施,フォラームへの広島県企業の4社の出展など着実に連携が進んでおり,来年度から「ひろしまヘルスケア実証フィールド」の積極的な活用や商談会の共同開催について確認しました。今後も両県の先進的な施策や共通する課題について情報交換を行い,この会議で得たものを本県の振興に繋げて参ります。

以下は前日の様子です。第1日目(1月26日)は視察等のため,13時30分志摩市の的矢カキ生産,佐藤養殖場において紫外線殺菌した海水による「カキ」浄化の方法など,画期的な洗浄技術を見せていただきました。

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15時,鳥羽市「海の博物館」では,広島県大崎上島の櫂伝馬船が展示されており,海とくらしが密着した地域がある両県の「海」とのつながりの深さを改めて認識しました。

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17時,鳥羽市「鳥羽マルシェ」では,地元の農協と漁協が,タッグを組んで立ち上げた全国的にも珍しい施設に伺いました。既存の組織の垣根を越えて,地域の方々が地域の発展に向けて取り組んでおり,こうした積み重ねが地方創生の実現に繋がっていくものだと実感しました。

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