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平成23年11月26日(土曜日) 第5回未来チャレンジ・トークを行いました

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月28日

 今日は,三次市,庄原市を対象として,第5回の県政知事懇談「宝さがし -未来チャレンジトーク」を開催しました。この地域では先日来,震度5~4といった強い地震が発生し心配しましたが,幸いにも大きな被害が出ず,本日多くの市民の皆さんが来てくださいましたこと,本当に嬉しく思いました。

 はじめに,「ひろしま未来チャレンジネットワーク交流会」を行いました。三次・庄原地域ということもあり,農業や観光をベースにした地域の活性化に取り組んでおられる方々が多く,皆さん,引き続き積極的にチャレンジしておられました。

チャレンジネットワーク1チャレンジネットワーク2チャレンジネットワーク3

 午後からは,県政知事懇談「宝さがし -未来チャレンジトーク」を行いました。いつも通り,私からビジョンの概略等についてご説明した後,3人の方から事例発表をしていただきました。1人目の児玉さんは,農地で採れた作物をより付加価値を付けて販売するために6次産業化(加工食品化)することを導入されたのですが,そこに「地域の女性に働いて貰う」という視点を取り入れて地域と一体となって営農に取り組むという点が非常に素晴らしいと思いました。2人目の徳岡さんは,三次市内の空家を利用して運営されている「子育てフリースペースKADOYA」での活動について,ビデオを交えて発表いただきました。核家族化が進み地域との繋がりがますます希薄になってしまっている昨今,こうしたお母さん方が集まれる場があるというのは大変意義あることだと思います。またKADOYAの活動の中に,お父さんの姿があったことも嬉しく思いました。3人目の佐藤さんの庄原地域におけるオープンガーデンの取組は,佐藤さんご自身もおっしゃっていたように美しい草木が地域の宝というだけではなく,それを皆さんで協力してオープン化しようという具体的な行動に結びつけることが地域の力であり,宝なのだろうと思いました。

チャレンジトーク事例発表1チャレンジトーク事例発表2

 最後に,5人の方々に「私の挑戦」について発表していただきました。イラストレータの寺河さんは,三次のものをもっと見て知って欲しいという気持ちで作品に取り組まれているそうで,三次PRのソフトパワーとして素晴らしい取組だと思いました。B級グルメで有名な「庄原焼き」の西田さんからは,広島県内にあるB級グルメ焼きで広島てっぱん同盟を結び県外に売り込んでいきたいと力強い宣言をいただきました。高校3年生の大川さんは,挑戦し続けることが挑戦であり,今後世界を目指して勉強等していきたいとのお話がありました。同じく高校生の門永さんからはご自身で作られたフラワーアレンジメントをいただきました。最後に,中学生の山田さんは自らの海外経験を英語を交えながらスピーチされ,地域のグローバル化の進展と既に三次が世界と繋がっているということを実証してくれました。

チャレンジトーク私の挑戦1チャレンジトーク私の挑戦2チャレンジトーク私の挑戦3

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