東日本大震災の被災地訪問2日目の今日は,津波により壊滅的な被害を受けた宮城県のかき養殖業者に対して,養殖資材の供給や本県のかき養殖業者による技術者派遣を行っている宮城県気仙沼市宿舞根漁港を訪問しました。現地では8月26日から60台のかき筏の作成を目標に作業が行われ,皆さん真っ黒になりながら,広島県と宮城県が協力して一生懸命再生に向けて作業されていました。「がんばれ宮城かき!」と書かれたシャツと帽子を身にまとい作業する派遣者の真剣な目が印象的でした。また,現地の漁業者の方から,「今回の応援がなかったら廃業を考えていた人が多くいる。広島の応援でもう一度がんばろうと思った」と声をかけていただき,今回の応援の意義を強く感じました。がんばろう東北!がんばろう宮城かき!
また,今回の震災に伴い,江田島から貸与されたフェリーが大島から気仙沼に到着する場面に遭遇し,改めて,広島と気仙沼がタッグを組んで復興に取り組んでいることを実感しました。