私は,広島が悲劇の地から未来に向けて,核兵器を無くし平和な世界を創っていくために貢献する地になるべきと考えており,世界から見た広島の使命と役割を明らかにするために,10月に構想策定委員会を開き「国際平和拠点ひろしま構想」をまとめて参ることを以前から県民の皆様にもお伝えしてきました。10月の委員会に向けて,まずはたたき台の作成を目指して,本日タスクフォース会議を開催しました。
同会議には,プリンストン大学のジョン・アイケンベリー教授,スタンフォード大学のスコット・セーガン教授,(財)日本国際問題研究所軍縮・不拡散センターの阿部信泰所長,そして,東京大学の藤原帰一教授など,世界的にも著名な有識者の方々に参加いただいて,約4時間にわたって協議いただきました。会議では,核軍縮に貢献した団体等に贈る広島平和賞の創設や,人材育成などについてのご提案があるとともに,広島を核兵器廃絶と世界平和の構築を目指す拠点とすることで合意が得られました。