平成23年度がスタートしました。10時30分から120名のフレッシュな新規採用者に辞令を交付し,訓示を行いました。
高い志をもって集まっている皆さんに,高い志に共通することは,「自分のため」ではなく,「広島県という地域のため」「広島県民のため」という利他の理念であり,県庁ではそれを「県民起点」といい,常に「何が県民のためになるのか」問い続けてもらいたいと伝えました。
また,今,広島県,そして日本全体は大きな岐路に立ち,大きな危機を迎えています。これから,公務員としてその危機を乗り越えるための社会的リーダーシップを発揮することが期待されます。ともに頑張りましょう。
引き続いて,平成23年度の年度初め式があり,私から職員の皆さんへ「実行の年」に向けた心構えなどをお話しました。各職員において目標を設定し,常にその目標と目標に向けた取組について謙虚に見つめなおしていく姿勢を持っていただくことをお話ししました。県では,これを目標管理制度として今年度から正式に動かして参ります。単に目標を定めるということではなく,常に心の中に置きながら,そこへ向かって全力で業務に取り組んでいく,そうすることが延いては県民の皆様に対するより良い仕事に繋がっていくこととなると考えています。