平成２２年１０月２１日（木曜日） 竹原市大久野島で行われた慰霊式に出席しました
印刷用ページを表示する掲載日2010年10月21日
全国最大の毒ガス工場があった竹原市大久野島では，毎年１０月にガス障害によって犠牲となられた方々を慰霊する「大久野島毒ガス障害死没者慰霊式」が行われています。今回，戦後６５周年という節目の年に当たって，化学兵器の廃絶と国際社会の平和と安定の実現に向けた一層の努力をお誓いするため，慰霊式に出席し，追悼の辞を述べさせていただきました。
慰霊式の後，毒ガス資料館と島内に残る毒ガス製造工場等の遺跡群を見学しました。現在では，毒性物質は全て除去されており，遺跡群の見学は安全に行えることができます。修学旅行で大久野島を訪れる方が増えているそうですが，毒ガス製造の島という大久野島の歴史から，平和の尊さを感じて貰いたいと思います。
県議会では，１０月１日及び４日に，事業仕分けの対象となった１０５事業について，「事業成果の検証」を行われました。今日は，林議長が「事業成果の検証における意見」を提出に来られました。林議長からのお話にもありましたが，一つ一つの議論を見ると，事業仕分けと県議会の検証とが大きく離れているとは思いません。何をする場合にも，多様なご意見をいただいて多面的に検討を深めるということは重要です。引き続き，市町のご意見等もお聞きして，最終的な決定をしていかねばならないと考えています。
