今日は,広島市の西風新都を会場に,平成22年度総合防災訓練がありました。この訓練は私が訓練実施本部長であり,今回は,残暑厳しい中にも関わらず,69機関約2200名の方々に参加いただきました。消防本部,警察,自衛隊以外にも社会インフラを担う民間企業や一般のボランティアの方々が参加され,皆さん本番さながらに災害発生時の連絡網の再生や復旧作業訓練に訓練に取り組んでいただきました。平素から,こういった訓練を積み重ねることが,迅速な人命救助と速やかな復旧に重要であると実感しました。
また,広島市立石内小学校で実施された,石内地区自主防災連合会の防災訓練会場も訪問しました。石内地区の約300名の住民の方々が避難訓練等に参加され,ちょうどAED(自動体外式除細動器)の使い方等の説明を受けていらっしゃいました。会場のグランドでは,酷暑の中にも関わらず,地域の方々が炊き出しも行っておられ,頭の下がる思いがしました。