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平成22年8月6日(金曜日) 平成22年度平和記念式典に参列しました

印刷用ページを表示する掲載日2010年8月6日

 8時,広島市中区の平和記念公園で行われた平成22年度平和記念式典に参列しました。今年は,パン・ギムン国連事務総長のほか,アメリカのルース駐日大使など過去最多の74か国の代表の方々が出席され,核廃絶・世界平和の実現に向けた国際機運の高まりを実感する式典となりました。私も,このように世界的な気運が高まっている今こそが,各国が核軍縮に向けた具体的な行動をとるべき時であり,各保有国や紛争中の国など全ての国のリーダーに広島を訪れ,破壊の現実を知り,核廃絶に向けた強い意志を持っていただきたいとご挨拶しました。

 午後からは,パン・ギムン国連事務総長の歓迎昼食会があり,パン事務総長及び令夫人,並びに御一行の皆様,過密なスケジュールにもかかわらず快くお越しいただきました。午前中に行われた講演会において,核兵器の無い平和な世界の実現に向けて強力なメッセージを発信するとともに,県民・市民との対話の機会を設けていただいたことに御礼を申し上げました。

パンギムン総長昼食会1パンギムン総長昼食会2

 15時40分,広島赤十字・原爆病院において,国際原子力機関(IAEA)と放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)の協働に関する覚書署名式に出席しました。これは,例えば,放射線被ばく者医療の分野に携わる関係者を対象としたIAEA主催の研修プログラムに,放射線被ばく者の治療に関してノウハウを有するHICAREが講師派遣や研修員受入をするなど,協働事業の推進を合意するものです。HICAREとしても,国際機関の事業に参加することで,被ばく者医療に関する国際的ネットワークに参加することによって,今後より幅広い活動に繋がることが期待できます。

 私としても,広島ならではの国際貢献と平和の実現に向けた貢献として提案し,IAEA天野事務局長の御配慮で,今日8月6日に広島の地で覚書署名が実現したことは,大変嬉しく,また意義深いことと感じています。

覚書署名式1覚書署名式2

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