わが国が,現在おかれた環境の中で,その実力を発揮していくためには,それぞれの地域が,多様性の中から生み出す競争力を,日本全体の発展につなげていかなければなりません。そのためには,地域が自らの責任と判断で決定できるよう,国と地方の役割分担を抜本的に見直し,国・地方を通じた,権限・財源の最適化を図る必要があります。
また,圏域ブロックの自立的な発展を志向し,企業の経済活動など,産業や社会経済にも注目して,地域のまとまりのあり方を考えた場合,現行の都道府県の枠組みでは限界があり,県境を越えた取組を積極的に進めながら,将来的には,広域自治体の再編に向かうべきであると考えています。
今日の県議会一般質問でも,自民党広志会の井原議員からの質問に対して答弁しましたが,国に対しても,広域自治体再編に向けた具体的な提案を,積極的に行っていきたいと考えており,本会議終了後,早速,担当者と協議を行いました。