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平成22年4月17日(土曜日) 県政知事懇談で尾道市を訪ねました

印刷用ページを表示する掲載日2010年4月17日

県政知事懇談「湯崎英彦の宝さがし」の第4回として,尾道市を訪ねました。

しまなみサイクリング1

突然MTBの写真ですが,今日は,しまなみ海道の多々羅大橋でのサイクリング体験から始まりました。この日は,絶好のコンディションで,尾道サイクリング協会の方々とともに,多々羅大橋からサンセットビーチまでをマイバイクで快走しました。協会の方からは,しまなみ海道の自転車道のうち73%を占める一般道との並走区間について課題等をお聞きしました。サイクリング用と日常生活用の自転車とでは,スピードも利用形態も異なるので,それぞれのニーズに応じた安全な自転車道について検討が必要だと感じました。

しまなみサイクリング2しまなみサイクリング3

次に,尾道空き家再生プロジェクトによる再生建物「尾道ガウディハウス」を訪問し,NPO代表の豊田さんに案内していただきました。このガウディハウスは,大工さんが一人で設計図なしで建てられたとのことで,大変驚きました。家の中は,絶妙にカーブした階段や空きスペースを利用した物入れなど巧みな造作があり,再度驚きました。このような急傾斜地に建設した木造建物というのは全国的にも珍しいそうで,他にはない「宝」を再生し大切に使うという尾道の方々の気持ちをよく表していることだと感じました。

ガウディハウス1ガウディハウス2

その後,尾道西御所の2号県営上屋へ行きました。県と市では,尾道駅から上屋にかけての地区を,これらの上屋を活用するなどして,サイクリング基地やボードウォーク,観光用桟橋の整備等を行っていく予定です。2号上屋はかなり広いスペースで,単に再利用という視点だけでなく,よくプランを練って整備に取り組んでいきたいと思います。

尾道上屋1尾道上屋2

午後から,尾道市総合福祉センターで県政知事懇談がありました。今回も,10人の方々に参加いただきましたが,映画の街として広く知られているためか,皆さん話し上手でついついお話に引き込まれてしまいました。印象的だったのは,色々な分野で活躍されている個々の取組を,上手に線として繋げて発展させている方々が多く,尾道地域の秘めたるパワーを感じました。また,新しいものを「つくる」ことよりも,空き家再生のように,古くから伝わるものを再生し,そのポテンシャルを最大限に活かす再生力に富んだ地域性を感じました。今回参加された方々をはじめ「厚みのある」地域という印象です。また,ご意見にもありました柑橘をはじめとした農作物の海外へのトップセールスについても積極的に取り組んでいきたいと考えています。

宝探し尾道1宝探し尾道2

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