平成２２年４月１８日（日曜日） 大統領や首相の経験者らが広島に集まりました
印刷用ページを表示する掲載日2010年4月18日
１５時から広島国際会議場で開催されたインターアクション・カウンシル（ＯＢサミット）第２８回年次総会の開会式に出席しました。この総会は，故福田赳夫元首相の提唱で昭和５８年に創設。大統領や首相，閣僚経験者で構成され，人類が直面する政治や経済，社会等の分野の諸問題の実践的な解決に向けた提言を検討するものです。広島では初の開催です。
今回は，イングヴァー・カールソン元スウェーデン首相，ジャン・クレティエン元カナダ首相が共同議長を務められ，世界各国から来広されたや参加者に，日本からも福田康夫元首相，村山富市元首相，塩川正十郎元財務大臣などがいらっしゃいました。
人類史上初の核兵器の惨禍を体験している広島で開催されるこの機会に，世界のリーダーに核兵器による破壊の現実を直接見ていただき，核兵器が人間の世界を，そして人間性そのものを，いかに徹底して破壊するのかを理解していただきたいと思います。
１９時から南区のホテルで開催された夕食会で，廃墟から復興した現在の広島が，核兵器廃絶に向けてどのように取り組んでいくのかなど，世界のリーダーと意見交換をしました。
