9時半,茶道上田宗箇流16代家元・財団法人上田流和風堂理事長の上田宗冏さんと同財団顧問の村上勇さん(奥田元宋・小由女美術館長)がお見えになりました。上田宗箇生誕450年を記念し,千利休や古田織部に学び,激動の時代を生き抜いた武将茶人上田宗箇ゆかりの文化財を一堂に展示する特別展を東京などで企画されているそうです。
多くの方に日本の歴史と文化に思いをはせていただくとともに,広島の「宝」を知っていただく良い機会になると思います。広島県としてもできる限りご協力させていただきたいと思っています。
10時半から,来年度組織体制について記者発表しました。
来年度は,湯崎県政の本格始動の年です。先ずは,新たな挑戦に向けた「仕込み」と「基盤づくり」をしっかりと行いつつ,マニフェストの早期に実現していくことが必要だと考えています。このため,来年度は計画そして検討のラッシュとなりますが,「1.事案に対するスピーディな取り組み」,「2.内部連携を強化し,無駄の排除,施策の最適化を図る」,「3.重要事案の進行管理の徹底など県庁のマネジメント機能を強化」,という3つの観点から県庁の経営戦略機能を強化することにしました。
具体的には,総務局に局長級の「経営戦略審議官」を設置し,現行の経営戦略推進プロジェクト・チームを「経営戦略課」に改編し,県庁のマネジメント機能を強化します。また,庁内各局に「経営戦略グループ」を設置し,45歳前後のグループリーダーをメンバーとする全庁的な「経営戦略スタッフ会議」を新たに設置し,中堅層レベルの政策連携による全体最適化の実現や早い段階から県庁全体を見渡すことができる人材育成を行ないます。
今後は,こうした体制で,私や経営戦略会議のトップ・マネジメントが十分発揮できるようにしていきたいと思います。