このページの本文へ
ページの先頭です。

「農林水産業」の取組と成果

印刷用ページを表示する掲載日2020年4月1日

ポイント

 2020年の産出額目標を、農業分野で1,200億円、水産業分野で290億円とするなど、アクションプログラムを策定し、経営力の高い担い手等の育成を支援するとともに、収益性の高い園芸作物への転換や、レモン、かき等市場のニーズが高い産品の販売拡大等を通じて、自立可能な農林水産業の実現に向けた取組を進めています。 

主な指標等

農業産出額

農業産出額のグラフ

H22と比較して、農業産出額は

21.2%、216億円増

木材生産量(スギ・ヒノキ)

木材生産量のグラフ

H22と比較して、木材生産量は

2.2倍、18.1万㎥増

かき生産量

かき生産量のグラフ

かき生産量はH22以降

増加基調

主な実績

経営力の高い担い手を育成・支援

  • 新規就農者数:1,327人 [H22~H30]
  • 担い手経営面積:2,645ヘクタール増 [H22:10,452ヘクタール⇒ H30:13,097ヘクタール]
    農業法人の育成、大規模農業団地の形成、施設設備に向けた支援等
  • 農業経営体の発展段階に応じた研修の実施
    ・ひろしま農業経営者学校 研修修了者:延べ458人 [H23~H30] 
    ・企業経営への転換を目指す担い手に対し専門家チームにより経営課題の解決を支援 [H30~]
  • 大規模な参入意向のある県内食品関連企業等に対し、先進農業企業との連携による農業参入を支援[H30~]
    ひろしま農業経営者学校の様子 ひろしま農業経営者学校

農林水産物の生産販売を支援

  • 生産者の販路拡大を応援する広島県産応援登録制度登録商品:延べ339商品 [H26~H30]
    商談会の開催によるマッチング等の販売力強化
    広島県産応援制度ロゴ
  • 担い手によるレモンの生産拡大に向けて生産基盤整備を推進、レモン生産を開始 [H28~]
  • 実用化に向けた戦略的な研究の実施
    ・レモンの周年供給に向けた貯蔵技術の確立 [H27実用化]
    ・生食用殻付かきの安定生産に向けた浄化技術の開発[H27~H29]
    広島和牛受精卵の受胎向上に向けた凍結技術の開発[H30実用化]
  • 県産材の需要拡大に向けた県産材利用協定を住宅メーカー86社と締結  [H27~H30]
    原木44,800住宅へ利用 [H30]

取組の方向

広島県では、「ひろしま未来チャレンジビジョン」の目指す姿の実現に向けて、ビジョンの各施策領域の「取組の方向」を具体化する事業群を「ワーク」として整理し、このワークを基本に、PDCAサイクルによる施策マネジメントを実施しています。

この「ワーク」毎に成果指標を設定しています。

※各「取組の内容」における下線部分が該当のワークとなっており、クリックすると「ワーク」毎の成果指標と取組内容がご覧いただけます。

(1)実需者ニーズに応える農産物の流通改善、生産体制を構築し、販売戦略の実現に向け取り組みます。

産業として自立できる農業の確立に向けて、経営力の高い担い手が生産の大部分を占める力強い生産構造への転換を推し進めるため、担い手への農地集積担い手の経営発展及び企業的経営への転換を図るとともに、それらを核とした産地形成を進めます。特にキャベツ、トマトなどの重点的に取り組む品目については、産地や担い手ごとに将来ビジョンを定めた上で、販売戦略に基づいた産地形成に取り組むとともに、県産農産物の代表格であるレモンの生産拡大を図ります。また、県産農林水産物の販路開拓や6次産業化の推進など、生産者と消費者、多様な事業者との連携を進め、担い手の経営力の強化を図ります。

(2)広島県産和牛の生産拡大や畜産物の販売力強化により、販売戦略の実現に向け取り組みます。

広島和牛が「ひろしま」ブランドの一つとして貢献できるよう、本県の独自性を活かした広島和牛のブランドを創造するとともに、その生産体制の構築を目指します

(3)県産材の需給をマッチングさせた流通構造への転換や、需要拡大を進めるとともに、競争力のある供給体制の構築に取り組みます。

14万haの人工林について、適切に維持管理を行い、県民に安全・安心を提供した上で、県産材を有効な資源として利活用するため計画的な事業地の確保と林業経営体の育成に取り組み、森林経営資源サイクル(植栽~保育~間伐~主伐)の構築を進めます。また、県産材のシェア拡大などを進める森林資源利用フロー(生産~流通~加工~販売)の推進に取り組みます

(4)ニーズを踏まえた瀬戸内水産資源の増大と担い手の育成、かき生産体制の近代化に取り組みます。

市場ニーズが高く、放流効果の高い重点魚種の集中放流や資源管理、藻場・干潟の整備の一体的な実施により水産資源の増大を図ることで、担い手となる漁業者の漁業所得の確保や新たな担い手の確保・育成を進めます。また、生食用殻付きかきの周年出荷体制の構築や天然種苗の安定確保を図るなど、広島かき生産体制の構造改革を進めます

 

成果指標と取組内容

(1)実需者ニーズに応える農産物の流通改善、生産体制を構築し、販売戦略の実現に向け取り組みます。

県産農産物の生産拡大

本県の食料消費における県産農産物のシェアは低く、特に野菜では1割程度に留まっていることから、キャベツやトマト、ほうれんそうなどの収益性の高い品目ごとに販売戦略を策定し、担い手への農地集積や施設整備、担い手の経営発展及び企業経営への転換、企業の農業参入支援、生産性の向上に向けた環境制御技術の実証と普及、担い手が連携し計画的な生産・出荷ができる産地形成などにより、県産農産物の生産拡大を進めます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
農産物の生産額 R2 709億円 712億円(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

レモンの生産拡大

広島県産レモンは国内生産量の約6割を占めているものの国内供給量に対するシェアは低いことから、レモン栽培に適した大規模団地の整備や企業経営体の育成等により担い手の規模拡大を推進するとともに、環境制御技術の導入による生産性向上や沿岸部水田を活用した栽培拡大の実証を行うことにより、生産量の拡大を図ります。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
レモン生産量 R2 1万トン 3,569トン(H30)
レモン生産額 R2 22億円 13.4億円(H30)
このワークの目標達成のための取組

「取組の方向」へ戻る

 

担い手への農地集積

規模拡大を目指す担い手等に対してまとまった農地を円滑に集積・確保するため、農地中間管理事業を活用した担い手への農地集積や大規模農業団地の形成などに引き続き取り組むとともに、農業委員会と連携して農地所有者等の意向調査やマッピングを行い、担い手とのマッチングをより円滑に推進するなど、県が主体となって、担い手の農地確保を着実に進めます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
農地集積面積 R2 22,000ha 13,097ha(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

担い手の確保・育成

農業従事者の高齢化及び減少が加速度的に進行していることから、新規就農者の確保に向けたて就業希望者への情報提供の充実や研修体制の強化の支援に取り組みます。
また、雇用の受け皿となる経営力の高い担い手を育成するため、担い手の経営課題解決に向けた専門家派遣や「ひろしま農業経営者学校」、「アグリ・フード マネジメント講座」など、担い手の発展段階に応じた講座の開設により担い手のマネジメントスキルの向上を図るほか、企業の農業参入支援などに取り組みます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
新規就農者数 R2 200人/年 120人/年(H30)
[R元新規設定]
農産物生産額に占める担い手による生産額の割合
R2 65.7% 58.8%(H29)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

生産者と消費者・多様な事業者との連携

農林漁業者の加工・販売ノウハウ、資金等の不足により、県産農産物等の高付加価値化や有利販売につながっていないことから、専門家によるノウハウ提供や商品開発、施設整備等の6次産業化に向けた支援を行うとともに、県産農林水産物等の登録制度の活用による県内外への販路開拓等を支援することにより、担い手の販売力の強化を図ります。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
6次産業化の市場規模 R2 220億 196億円(H29)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

(2)広島県産和牛の生産拡大や畜産物の販売力強化により、販売戦略の実現に向け取り組みます。

広島和牛の生産拡大

広島県の強みを活かした広島和牛ブランドの創造に向け、広島和牛の認知度向上に取り組むとともに、経営発展を志向する和牛経営体に対する規模拡大や企業化・繁殖肥育一貫化に向けた支援や、高い受胎率が期待できる和牛受精卵の活用による酪農経営と肥育経営における受精卵産子の供給協定の取組拡大により、広島和牛の生産体制の強化を進めます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
広島和牛出荷頭数 R2 6,000頭 3,500頭(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

(3)県産材の需給をマッチングさせた流通構造への転換や、需要拡大を進めるとともに、競争力のある供給体制の構築に取り組みます。

森林資源経営サイクルの構築

県内の人工林が本格的な主伐期を迎える中で、持続的・安定的な県産材の生産が可能となる森林資源経営サイクル(植栽~保育~間伐~主伐)を構築するため、再造林コストの縮減につながる低コストな施業体系の確立や、再造林に必要な苗木の生産体制の整備を推進するとともに、ニホンジカによる林業被害の拡大抑制と防止を図ります。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
県産材(スギ・ヒノキ)生産量 R2 40万㎥/年 32.9万㎥/年(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

計画的な事業地の確保と林業事業体の育成

適正な森林整備や木材生産の拡大を進めていくために必要な人材の確保・育成や林業経営体の経営改善に向けて、計画的な事業地の確保や木材生産の効率化などの環境整備により林業経営体の規模拡大を進めるとともに、市町や「意欲と能力のある林業経営者」による適切な森林管理が行われるよう、森林所有者の意向調査や森林整備等を実施する市町に対する支援、林業経営体の育成に取り組みます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
森林経営計画作成面積 R2 60,000ha 40,533ha(H30)
木材生産5千㎥/年以上の林業事業体数 R2 16社 13社(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

森林資源利用フローの推進

県内の木材需要に対する県産材シェアを高める必要があるため、木材需要の約6割を占める住宅分野を中心に、需要拡大が見込まれる梁・桁・柱などを販売ターゲットに設定し、流通・加工・生産体制を改善することで、県産材の競争力強化を図ります。
また、将来、新設住宅着工数の減少が予想されていることから、住宅以外の木造化など新たな木材需要の創出に取り組みます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
県産製材品シェア R2 20.0% 16.2%(H30)
木材安定供給協定による取引量 R2 18万㎥/年 12.5万㎥/年(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

(4)ニーズを踏まえた瀬戸内水産資源の増大と担い手の育成、かき生産体制の近代化に取り組みます。

瀬戸内水産資源の増大 

瀬戸内海の水産資源は、藻場や干潟の減少等の環境悪化により減少しており、これに伴って漁獲量も減少しているため、放流効果が高いことが見込まれ市場ニーズも高い重点魚種(ガザミ・オニオコゼ・カサゴ・キジハタ)の集中放流と漁業者自らによる資源管理の取組を進めるとともに、藻場や干潟の造成を一体的に実施することにより、水産資源の増大を図ります。

成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
漁業生産額(海面漁業)
※イワシ類、アサリを除く
R2 44.1億円 47.5億円(H29)

 

このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

 担い手の確保・育成

県内の漁業従事者の高齢化は加速度的に進行しており、漁業の持続的発展に向けて新規就業者の確保・育成は大きな課題であるため、就業相談から研修、就業、自立した経営に至るまで、一貫した人材育成体系を確立することなどにより、新規就業者の増加・定着に取り組みます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
新規就業者数(水産)  R2 65人/年 39人/年(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

「取組の方向」へ戻る

 

かき生産体制の構造改革

広島かきは、全国の約6割の生産量を誇っていますが、家庭でのかきの消費は減少しており、外食産業への出荷体制を強化する必要があるため、生食用殻付きかきの周年出荷体制を実現することで、広島かきの需要喚起とブランド強化を図ります。
また、近年発生している採苗不調の原因分析を行い、科学的根拠に基づいた種苗の確保対策の確立に取り組みます。

 
成果指標・目標 達成年次 全体目標 平成30年度までの実績
かき生産額  R2 180億円 169億円(H30)
このワークの目標達成のための取組

 

ページトップへ戻る

おすすめコンテンツ

この記事をシェアする