事例４５【安芸太田町】『つけやき』による挑戦！
印刷用ページを表示する掲載日2015年8月10日
『つけやき』による挑戦！
安芸太田町 商工観光課
食文化伝導型Ｂ級グルメ「漬物焼きそば」による町内経済波及効果向上の取組 他地域にはない「漬物を焼く」町独自の食文化に着目し，Ｂ級グルメ「漬物焼きそば」を開発
「来たついでに食べる」から「食べるために町に来る」消費者を引き込んで町内事業者への経済波及を狙うとともに，町外事業者との連携により町外への認知度向上と観光客を誘引
取組の成果町内飲食事業者の増収と意識改革
- 「漬物焼きそば」投入により町内４事業者が増収 （前年度比126％）
- 平成２６年度の第１号店舗による試験販売を経て，年度内には町内７店舗の供給体制が整い，名実ともに町を代表するＢ級グルメに成長
- 日本で唯一のＢ級グルメのため，メディアの注目を集め続けている
- 漬物焼きそばをさらに発展させたメニューも登場し，事業者間の競争と主体性が芽生えている
創意工夫した点ニッチ素材選定により話題性と拡張性を最大限に高める
- 「ニッチ戦略」に基づく「素材選択」と「特性の最大活用」
- バリエーション豊富な「漬物」を具材条件にし，参入障壁低減と経済波及効果を高める
- 町外事業者との連携による，商品を介した観光客誘引スキームの構築
他団体へのアドバイス
- 地方においては特産品やグルメ分野で課題を抱える自治体も多いと思われるが，他地域との競合に曝されることのない独自の素材発掘と，ターゲットを意識した『ストーリー性のある』商品づくりを目指すことがポイント
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