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避難訓練における視聴覚教材の活用 【事業・学習プログラム事例】

呉市立昭和西小学校と宮か迫保育園合同での避難訓練における視聴覚教材の活用

分野:その他
事業形式:講義・参加型
学習展開方法:体験

事業の様子

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校庭へ避難体育館へ移動
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 校長先生の話DVD教材の視聴 

特徴

○呉市立昭和西小学校と宮か迫保育園が合同で,地震を想定した避難訓練を行った。
○保護者や宮か迫地区自治会の方も参加された。
○避難後に,DVD教材を視聴して,地震への備えやいざという時の心構えについて考えた。

《視聴覚教材》
○教材番号:D4011
○教材名:「サル太郎 地震には負けないぞ! -地震への備え大作戦-」
○内容
 ある日,おさるのサル太郎一家の住む動物村で大きな地震が起こった。地震の備えをしていなかった動物村の動物たちは大あわて。それをきっかけに地震について勉強を始める。地震への備えや地震に遭ったときの対処についてアニメを使って分かりやすく描いた作品。幼児・小学校低学年向け。

概要

《ねらい》
 地震発生時の安全な避難の仕方について理解を深め,教師の指示にしたがって保育園児とともに,安全な行動がとれるようにする。

《期日》
 平成26年1月20日(月曜日)

《対象》
 呉市立昭和西小学校児童・宮か迫保育園児・保護者・宮か迫自治会・教職員

《想定》
 授業中,地震が発生。震度4の中震が60秒続く。その後,余震はないが,安全のため一時校庭へ避難する。

《訓練の内容》
 1 各教室で事前指導を行う。
 2 地震の発生を知り行動する。
 3 地震が収まったことを知り,避難を開始する。
 4 校庭へ集合し,人員点呼を行う。
 5 体育館に移動する。
 6 DVD教材を視聴する。
 7 校長先生の話を聞く。
 8 各教室で事後指導を行う。

《訓練の様子》
 地震発生時には,机の下に身を隠し,揺れが収まるまでじっと待ち,揺れが収まった後は,教職員の指示にしたがって,「お・は・し」の「押さない・走らない・しゃべらない」の約束を守り,校庭の中央にすばやく避難し,整列の後,人員点呼を行った。
 その後,場所を体育館に移し,避難訓練のまとめと兼ねて,地震発生時の安全な避難の仕方や日ごろからの地震の備えについて考えるために,参加者全員でDVD教材の視聴をした。

成果等

《訓練の感想》
○保育園児と一緒の活動であったので,小学生は年下の子たちの行動の見本になろうと意欲的に活動することができた。
○地域の方も参加され,緊張感のある訓練となった。

《教材の感想》
○避難に関する基本的な動き方が分かった。
○保育園の園児や低学年の児童にはアニメーションが分かりやすく,高学年の児童には実写映像が効果的であった。
○実写映像は,現実に起きることがよく分かり,会場全体が一瞬静かになる場面もあった。
○地震への備えについて,基本的な内容を理解することができた。

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