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「親プロ」講座の様子 平成29年度「竹原市立東野小学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

期日

平成30年2月16日(金) 14:30~15:30

実施機関・団体など/参加者数

竹原市立東野小学校/保護者・教職員 計38名

教材:17「どうする?どういう?~子供の人間関係へのかかわり~」 

 講師(ファシリテーター)

メイン:高橋 淳実 ほか補助2名

講座の様子

   東野小学校において,普段なかなか顔を合わせる機会が少ない保護者も参加しやすいよう,参観日に合わせて,保護者と教職員を対象とした「親プロ」講座を実施しました。
 はじめに,参加者の自己紹介として全員で,アイスブレイク(バースデーチェーン)を行いました。参加者同士の緊張がほぐれた後,司会者から「発言の平等」「人の発言の肯定」「秘密の保守」という3つの約束の説明を受け,6つのグループに分かれてプログラムに入っていきました。

 体育館1 交流 発表

 今回使用した教材は,気が小さいけれど友達と楽しく遊んでいる様子だった子供が,ある日泣きながら家に帰ってきたこと,その理由を聞いた後の親の対応についてみんなで考えていくものです。グループ協議では,「この親の対応はどうか」「自分ならこうする」等,活発に意見交換が行われました。参加者は,自分の意見を付箋に記入し,模造紙に貼っていきながら,自分の意見を発表していきました。
 その後,グループ発表が行われ,「当事者間だけでなく,先生も含めてクラス全体で解決を図るようにするべき」,「保護者同士もコミュニケーションをとるようにした方がいいね」と意見が発表され,他の参加者から共感の声が上がっていました。 

参加者の声

・子供の気持ちを受け入れて,次回からは自分の気持ちが言えるようにしていきたいと思いました。
・親も子供も一緒に成長していきたいです。
・人それぞれ感じ方が違うことが分かり,日常からの子供とのコミュニケーションを大切にしていくことが必要だと感じました。
・エピソードが身近な問題なので,我が子に置き換えて考えることができました。
・同じ子育てをしている他のお母さん達の話を聞くことで,同じように悩みがあったり,全く違う意見があったりすることが分かりました。自分の子育てを見つめ直すことができました。
・他の人の意見を聞くことで,分かることもあったし安心もしました。
・親の考え方や取り組み方を考えていかなければと思いました。
・講座に参加されている保護者の方は,皆さん子供のことや学校,友人関係を熱心に考えているなと思い安心しました。

ファシリテーターの感想

・まずは,子供が伝えようとしていることを全力で聞いてあげて欲しいと思います。子供は一生懸命,伝えようと頑張っているのだから。聞いて受け止めてあげた上で,「君のことをしっかり守ってあげる」という気持ちを伝えてください。一人で悩むのではなく,味方がいるのを知ることで,子供は安心すると思います。
・これまでは同じ学校の親同士でも,普段から子育てについて,なかなか話をする機会がなかったと思いますが,今日の「親プロ」を機に親子,保護者,先生との間でコミュニケーションがとれ,子育てについて話しやすくなればいいと思います。

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