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「親プロ」講座の様子 平成28年度「広島市青少年センター」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

 
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 昨年度,新たに開発した教材30番を活用した講座が行われました!
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期日

平成28年5月29日(日) 13:00~14:00

実施機関・団体等/参加者数

広島県内の高校生/27人

教材:30 地域ぐるみで子育て!~親の立場で考えてみよう~

 講師(ファシリテーター)

小林 文子

講座の様子

  広島市青少年センターでは,毎年度「高校生保育ボランティアグループCLOVER」の新メンバーを募集しています。今年度,県内各地から新たに集まったメンバー22人に先輩メンバー5人を加えた計27人の高校生が参加する,第1回目の研修として「親プロ」新規教材30番を使った講座が行われました。
 講座の初めに,ファシリテーターの小林さんがあいさつと自己紹介をし,「親プロ」の主旨を簡単に説明しました。次のアイスブレイクでは「じゃんけん列車」をして,4~5人のグループを編成しました。グループごとに着席して簡単な自己紹介と「小さいころ呼ばれていた愛称」と「小さいころの一番の思い出」を紹介し合いました。その中でグループ内に笑いが起こり自然に笑顔が広がり,少しずつ参加者の緊張がほぐれていきました。 

 アイスブレイク 説明 自己紹介

  次に ワークシートを配付し,テーマとねらいを紹介しました。ワークシートの子育てマップを見ながら,小林さんが「子育て支援センター」や「認定こども園」などについて補足説明を加えました。「3つの約束」(発言の平等,人の発言の肯定,秘密の保守)について伝えられ共通理解を図りました。
  問1から問3まで順に各自でワークシートに記入し,グループ内で交流するという流れで進めていきました。グループ内交流では,グループの中に1人ずつリーダーを決めて,中心になってグループワークの進行を担当してもらいました。ワークシートにある「楽しかった思い出」では「家族といろいろな場所に出かけたこと」や,「公園で遊んだ思い出」など,「心配をかけた思い出」では「カギを忘れて出かけ,近所の家で待たせてもらったこと」や「遊んでいて遅い時間になって帰り道に迷い,近所の人に助けてもらったこと」など,子育てマップを手掛かりに家族や地域の人との関わりを思い出して交流していました。

  問1 問2 問3

  この教材では学習の振り返りがとても大切になるため,ラベルワークの手法で振り返りを行いました。各自が付箋に記入したことをグループで画用紙に貼りながら意見交流を行いました。その後,全てのグループに発表してもらい全体で交流をしました。「今から心掛けたいこと」として,「地域の活動に参加する」,「笑顔であいさつをする」,「親子での会話を増やす」,「地域全体に目を向け,地域の出来事に関心を持つ」などの意見が発表されました。参加者は限られた時間の中でグループ内の意見を工夫してまとめていました。

 発表1 発表2 発表3

 CLOVERのメンバーは保育ボランティアとして集まった高校生たちなので,子育てについての興味や関心も高い傾向がありました。講座の進行上「分からない」という場面はありませんでしたが,小林さんの「分からない時は言ってください」という言葉掛けが随所で入ったことで,参加者の安心感をより高めている様子でした。

参加者の声

・とても楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。
・「地域で子育てをする」ということはとても大切なことだと思うので,将来自分が子育てをするときに生かしたいと思います。

ファシリテーターの感想

・参加者が育児や保育に関心のある方々だったこともあり,皆さん限られた時間で考えを記入したり,交流したりすることができました。 
・今回は会場の関係で2つの部屋に分かれてグループ討議をしてもらいました。2つの部屋で同じように声掛けすることを心掛けたところ,問題なく進めることができました。
・どのグループも短時間でそれぞれグループ討議をして気付きをまとめることができました。この講座で話し合ったこと,感じたことを今後の活動に役立てていただきたいと思います。

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