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「親プロ」講座の様子 平成29年度 「県立海田高等学校」

「『親の力』をまなびあう学習プログラム」講座の様子

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 平成28年度新規開発教材31番を活用した講座が,高等学校で行われました!
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期日

平成30年3月12日(月)14:45~15:30

実施機関・団体など/参加者数

県立海田高等学校 /2年生 73名

教材:31 あなたならどうする,どう考える?~親として,地域の一員として~

講師(ファシリテーター)

メイン:田村 雅恵 松浦 美都子
サブ:松本 真奈美 久光 千登勢 

講座の様子

 県立海田高等学校において,2年生家庭科の授業で「親プロ」講座が実施されました。今回は45分での講座となりました。
 授業開始のチャイムが鳴り,はじめにファシリテーターが簡単な自己紹介を行い,手遊びを使ってアイスブレイクを行いました。次にファシリテーターが教材のめあて,3つの約束について説明しました。
紹介 アイスブレイク 読み
 その後,フードコートでのエピソードをもとに考えていきました。まず,自分の考えを各自がワークシートに記入し,グループで意見交換を行いました。「このような場面に出会った時,どのようなことを思ったり感じたりするか」という問いには「子供のことをちゃんと見てほしい」「話に夢中になりすぎている」「子供たちが遊べる場所へ移動したらいいのに」などの意見が出ていました。
読み② 記入 ラベル
 「将来大人になった時,親として地域の一員として,どのように子供に関わっていきたいか」については,ラベルワークを活用して意見交流を行いました。「親として」「地域の一員として」とそれぞれについて考え,違う色の付箋紙に記入しました。各自が記入した付箋紙を,グループで交流しながら模造紙に貼っていきました。グループでの交流の後,いくつかのグループに発表を行ってもらいました。
交流 ラベル ラベル2 
 「親として」では,「子供のやりたいことをやらせてあげる」「目を見て子供の話を聞く」「子供と共に成長していく」「良いことと悪いことをはっきり教える」などの意見がありました。「地域の一員として」では,「親が子育てしやすい環境をつくる」「困っている人を見かけたら手助けをする」「子供の手本になるような行動をとる」などの意見がありました。
  ラベル3 振り返り まとめ
   45分間の講座でしたが,一人一人が考えたり,グループや全体で交流する中で,「親のこと」や「地域のこと」,「今できることや将来のこと」など様々なことを考えるきっかけになったと思います。

参加者の声

・自分が将来親となったとき,子供の手本となるように,地域に貢献したり,子供と一緒にボランティアに参加したりしたいと思いました。
・地域の人も自分の家族のように子供と関わるようにしていくと,とてもよい地域になると思いました。
・どう考えたり,思ったりするかは人によって違っていて,それをみんなで共有し合うことで新しい考え方の発見につながるということが分かりました。
・人の意見をちゃんと聞いて,否定せずに「そういう考えもある」と思うことが大切だと思いました。
・親としても地域の一員としても,子供が育ちやすい環境を作ることが大切だということが分かりました。

ファシリテーターの感想

・講座の時間が短く心配しましたが,自分の思いを記入したり,グループ内で出し合ったりすることが和やかな雰囲気でできたと思います。
・グループ数が多くて,全てのグループに発表してもらうことができず,全体交流が十分できなかったのが残念でした。

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