【解説】
文化年間(1804~1817)建築の土蔵である。鞆の船着場の正面に妻を見せて建つ2階建ての土蔵である。妻の中央と両脇をなまこ壁とし,腰に下見板を張り,窓の上に小庇を付ける等,正面の意匠はよく整っている。港に面したひときわ目立つ土蔵で,往時繁栄した鞆の様子を知ることができる建物である。
現在では,幕末に紀州帆船と衝突,沈没した「いろは丸」に係る展示館として使用されており,2階部分には鞆町の坂本龍馬宿泊の家で発見された隠れ部屋が再現されている。
名称 | いろは丸展示館 | |
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よみがな | いろはまるてんじかん | |
指定 | 国登録 | |
種別 | ||
種類 | 建造物 | |
所在地 | 福山市鞆町 | |
員数 | 1棟 | |
指定年月日 | 【登録年月日】平成9年9月3日 | |
構造形式 | 木造2階建,本瓦葺,江戸時代末期の建設 | |
法量 | 建築面積211平方メートル | |
公開状況 | 開館時間:10時~17時,休館日:年中無休日 入館料:小学生以上200円(150円) ※( )は30人以上の団体 連絡先:0849‐83‐5661 |
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交通案内 | ○JR「福山駅」から「鞆の浦行」又は「鞆港行」バスで「鞆の浦」下車,南西へ約400m | |
関連施設 | 名称 | |
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交通案内 |