【解説】
この神儀は,古くから三次市甲奴町小童(ひち)の須佐神社(祇園社)の大祭の神輿渡御式に供御先駆する風流(ふりゅう)である。
矢野は現在須佐神社の氏子ではないが,古くから小童祇園社の勧請神話にも由縁をもち,今も大祭時の御輿清めには矢野の聖水が汲まれる。
神儀には昔からの定めどうり,矢野一円の住民が一戸のもれなく参加し,大太鼓・小太鼓・笛・鉦(かね)・ほら貝の音にのせて,唐うちわ・槍をうちたて,屋形をかつぐなどして,小童の祇園社へくり出すのである。屋形(山とも言う)は歴史・伝説・昔話の人物にし立てて台上に飾ったもので,4人がかりで担かれる。
名称 | 矢野の神儀 | |
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よみがな | やののしんぎ | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 府中市上下町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和51年6月29日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 公開場所:須佐神社(三次市甲奴町小童),公開時期:7月第3日曜日 | |
交通案内 | ○JR「甲奴駅」から南へ約2.3km | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |