【解説】
説経源氏節は,天保年間(1830~1843年)末頃,名古屋の岡本美根大夫によって創始され,新内の優艶な語り口と,説経節の哀切な曲節をあわせた音曲で,明治中頃には関西から中国筋にかけておおいに広まったが,今日では発祥地の名古屋のほか,この眺楽座がこの音曲を伝えるのみである。
当地には明治20年(1887)頃伝わり,人形浄瑠璃芝居などをまねて,舞台装置と人形を製作し,所作を考案するなど鑑賞芸能の音曲として発展し,今日に至っている。上演可能な曲目は「朝顔日記」「阿古屋」など三十数曲をかぞえ,章段の数は百以上にのぼっている。
名称 | 説経源氏節 | |
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よみがな | せっきょうげんじぶし | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 廿日市市原 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和50年4月8日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 公開時期:年1回小・中学校での移動文化教室公演,各福祉施設慰問公演など不定期 活動場所:廿日市市原眺楽座舞台練習場など |
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交通案内 | 【眺楽座まで】 ○JR「廿日市駅」から北へ約5km ○広島電鉄宮島線「廿日市駅」から北へ約5.2km ○「原川末行」バスで「原学校」下車,西北へ約100m |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
所在地 | ||
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交通案内 |