【解説】
供養田植は,大山信仰圏内に行われる信仰と音楽と労働を要素とする大がかりな神仏混淆の儀式田植である。比和の供養田植の特色は,神降ろしの歌曲としての「大拍子」を伝承していることである。備後系で行われる楽器の大太鼓は,すべて鼓面を上から打つのであるが,大拍子の歌曲が残っている比和・高野地方では,儀式田植に限って上から打つ太鼓を使用せず,安芸系の腰鼓を用いている。このことは,かって備後・備中・伯耆地方でも腰鼓を使用していたが,仕事田植の進捗を促すため,おそらく明治期前後に今日見るような上下に打つ大太鼓にかわったものと思われる。
名称 | 供養田植 | |
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よみがな | くようたうえ | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 無形民俗文化財 | |
種類 | ||
所在地 | 庄原市比和町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和46年4月30日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 4月下旬から5月に開催 | |
交通案内 | ||
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
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入館料 | ||
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