【解説】
二級峡は,黒瀬川によって浸食された花こう岩の基盤からなる峡谷である。長さが1kmの短い区間であるにもかかわらず,峡中には二級滝(幅3m,上段の高さ21m,下段の高さ22m)をはじめ,霧滝・うず滝などの滝が多く,うっそうとした植物相がこれに調和して峡谷美をなしている。峡谷の源頭右岸には,最初の流路が跡をとどめ,さらに現流路に変わるまでに,はたご淵から白滝へ向う流路があり,河川の浸食の進行に伴う落ち口の変遷の跡が明らかである。その河底には基盤岩の節理に沿って,無数の甌穴群があり,小は径20~30cmのものから,大は10m余(はたご淵うず淵)のものまであり,甌穴の成長する過程をよく示している。
名称 | 二級峡 | |
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よみがな | にきゅうきょう | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 名勝・天然記念物 | |
種類 | ||
所在地 | 呉市広町,郷原町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 昭和24年10月28日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「呉駅」から「黒瀬方面行」バスで「広二級峡」下車,南へ約400m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |