【解説】
上市の集落の北側,国道との比高約10m,海抜280m内外の南向き山裾に臨川庵(法福寺)跡があり,その西方約100mに共同墓地がある。この地域にイロハモミジがそれぞれ16株(以上墓地),2株(寺跡),計18株生育している。
イロハモミジ(一名タカオモミジ)は福島県以西の本州,四国,九州,朝鮮半島南部に分布する落葉広葉樹で,庭園樹としても広く植栽されている。成長が遅いので胸高幹囲2mを超えるものは大木といえる。胸高幹囲3m以上の木は全国的にも少なく,変種のヤマモミジ,オオモミジを含めても10余件が記録されているにすぎない。「上市のイロハモミジ群」は,最大のものは胸高幹囲3.25m,そのほか胸高幹囲2mを超えるものを9株も含み全国でも稀にみる大木群である。
名称 | 上市のイロハモミジ群 | |
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よみがな | かみいちのいろはもみじぐん | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 天然記念物 | |
種類 | ||
所在地 | 庄原市総領町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 平成6年10月31日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開,紅葉時期は11月下旬~12月上旬 | |
交通案内 | ○中国自動車道「庄原I.C」から国道432号線を東へ,総領町内最初の信号を左折して約200m | |
関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |