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広島県の文化財 - 上布野・二反田逆断層

上布野・二反田逆断層

【解説】
三次市君田町の神之瀬川々畔から,同村二反田を経て布野村上布野の布野川々畔に至る延長6kmの東西系の一線を境にきわめて顕著な地形変化が認められる。地形学上予想される断層線上の,布野村上布野町大谷川々岸,同戸河内寺谷,二反田新木谷川々床,同石原茂田川々岸,同西入君神之瀬川西岸等で断層露頭が観察されるが,それらは断層面傾斜の大なる逆断層で,北側の流紋岩・花こう斑岩などの基盤岩が南側の第三紀中新世(2300万年前~500万年前)備北層群上へ押し上げている。洪積世(170万年前~1万年前)末に形成された逆断層である。また断層落差は上布野で約250m,二反田で約90mと推定されるなど,中国山地形成の地殻変動史を明らかにするための重要な学術資料である。

名称 上布野・二反田逆断層
よみがな かみふのにたんだぎゃくだんそう
指定 県指定
種別 天然記念物
種類  
所在地 三次市布野町,君田町
員数  
指定年月日 昭和45年1月30日
構造形式  
法量  
公開状況 常時公開
交通案内 ○JR「三次駅」から「雲芸線」バスで「便坂」,「作木方面行」バスで「便坂口」下車,東へ約300m
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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