【解説】
この城跡は,高野町新市の盆地の束端に位置し,西流する神野瀬川に南流してきた毛無川が交わる上市の北東側に位置する標高775m,比高220mの尾根筋にある。
遺構は東西に延びる山頂郭群を基本とし,南郭群,北東郭群などからなる。室町時代中期(15世紀)以前に遡ぼって城主を推定する史料をもたないが,戦国時代(16世紀)には,鉄の生産,流通が盛んであった備後北部から出雲南部にかけての山間地域に大領域を領有していた多賀山氏の本城であった。山陰側の尼子氏と山陽側の大内氏,続く毛利氏の両勢力が拮抗する境目領主の拠城として注目される。
名称 | 蔀山城跡 | |
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よみがな | しとみやまじょうあと | |
指定 | 県指定 | |
種別 | 史跡 | |
種類 | ||
所在地 | 庄原市高野町 | |
員数 | ||
指定年月日 | 平成4年10月29日 | |
構造形式 | ||
法量 | ||
公開状況 | 常時公開 | |
交通案内 | ○JR「三次駅」から車で50分 ○JR「庄原駅」から車で40分 |
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関連施設 | 名称 | |
開館時間 | ||
休館日 | ||
入館料 | ||
所在地 | ||
電話番号 | ||
交通案内 |