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広島県の文化財 - 曽根田白塚古墳

曽根田白塚古墳

【解説】
標高約100mの尾根頂上付近に位置する。墳丘は比較的良好に遺存している。
本古墳の特色をあげると,1.主体部の石室に対して封土がきわめて小規模である。2.石室は全て切石を使用し,しかも極めて巨石を割って天井石・奥壁,側壁等いずれも一枚石か,せいぜい二個で築造し,玄室側壁の一方はわざわざ一枚石に割れ目を入れて左右の均衡を保ち,羨道(せんどう)部側壁も左右相称を意識している。3.側壁や奥壁と天井石を安定化するため,天井石の接合部にくり込みを入れ,石室を構成する個々の石材の接合部に,しっくいをつめ込んでいる。4.羨道部より玄室部分がせばめられ石棺状を呈するが,床石はなくて,なお石槨(せっかく)状であり,いわゆる横口式石槨をなしている。
以上の特色をもつことから,この古墳は大化改新以後の薄葬令が意識された古墳終末期(7世紀後半)のものと推測される。

名称 曽根田白塚古墳
よみがな そねだしらつかこふん
指定 県指定
種別 史跡
種類  
所在地 福山市芦田町
員数  
指定年月日 昭和56年4月17日
構造形式  
法量  
公開状況 見学可能(個人所有の山林内)
交通案内 ○JR「福山駅」から「柞磨方面行」バスで「福田上」下車,北西の山頂を目指して約1.5km
関連施設 名称  
開館時間  
休館日  
入館料  
所在地  
電話番号  
交通案内  

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